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about love アバウト・ラブ/関於愛 [DVD]

価格: ¥5,040
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝ビデオ
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   東京、台北、上海の3都市で描く、3つの物語。3編とも「ラブストーリー」というより「恋物語」と呼ぶのがふさわしい、切なくもピュアな味わいだ。東京編は、台湾からアニメを学ぶために来た留学生と、恋人を失ったばかりのアーティストの「出会い」。台北編では、別れた恋人に本心を伝えたいヒロインが、日本人留学生の友人に相談を持ちかけ、ふたりの間に「絆」が育まれる。そして上海編では、家の2階に居候する日本人留学生に、淡い恋心を抱く少女が、彼との「別れ」を経験する。
   3作とも、言葉がうまく通じないために、より相手の心を理解しようとするテーマが共通。渋谷のスクランブル交差点、台湾の静かな海岸など、主人公たちを彩る背景も印象的で、なかでも上海の下町がノスタルジーを掻き立てる。キャストのなかでは、一途な想いを絵に託す役で、チェン・ボーリンのまっすぐな表情が心に残る。ドラマとしては、友人同士の自然な会話に引き込まれる台北編が秀逸…と、3作それぞれ見どころが違うのが特徴。3つの物語がわずかにシンクロするシーンもある。青春の、甘酸っぱい味が凝縮されたような3部作だ。(斉藤博昭)
日本と中国の若い男女の出会いを美しく切なく描く良作 ★★★★☆
 伊東美咲のファンなので、美咲ちゃん見たさで、作品そのものにはあまり期待していなかったが、なかなかの良作です。前回見たのが、田村正和との共演の「ラスト・ラブ」だったが、この作品は「ラスト・ラブ」よりもはるかにいい。この作品は別に伊東美咲が出てなくとも純粋に見て良かったと思う。

 3本のミニストーリーが入った映画で、それぞれテーマは中国と日本の若い男女の出会いをほろ苦く描いたものだが、とても見ていて気持ちがいい。アートなシネマな雰囲気たっぷりでちょっとおしゃれで、かつ切ない気持ちにさせてくれる。

 伊東美咲はそのうちの一本、台湾からきた漫画家志望の男の子があこがれる女性画家の役で出ている。なぜか、「ラスト・ラブ」同様、一瞬にして昔の恋人に振られるという設定だ。そういう役回りなのだろうか。

 どれもとても良い作品に仕上がっているけど、一番よかったのが最後の作品。日本からの留学生と、その下宿先の家の少女の話。上海の少女のピュアな存在が、美しくもありまた大胆でもある。実際上海では古い町並みがどんどん取り壊されていて、どこへ行ってもラストシーンのような古い町の残骸であふれかえっている。ほんの一年前なのに勘違いして理解できなかった想いに応えられない歯がゆさが、残骸とともに埋もれてしまった思い出とともに心に残るとても美しいシーンだと思う。
感動と素晴らしさを、重苦しくなく、日常の現実のなかでポップに描いた傑作 ★★★★★
いつの時代も変わらない恋愛の形を、純粋に、美しく描いています。
伊藤美咲が出演する、第一話の東京編ではさわやかでポップに☆
また第一話には、第二話・第三話へのちょっとした複線も織り込まれていて、単純な短編の寄せ集めにならないような、面白い工夫が凝らされています。

全体的に、アジアを舞台にすることでかもし出される情感がとても郷愁を誘います。
切ないラストシーンからスタッフロールのエンディング・BGMへの流れもとても美しく感動してしまいます。

この映画を締めくくる第三話のラストシーンは、本当に切ないです。
ぐっと涙をこらえずにはいれらません。
悲しい切なさではなく、物語のラストにふさわしく、出会い・人間、そして生きていくことの素晴らしさ、恋することの美しさを本当に感じさせてくれます。

感動と素晴らしさを、重苦しくなく、日常の現実のなかでポップに描いた傑作です。
違うの文化、違うの愛 ★★★★★
東京の物語、運命の出会いで、二人の愛は展開。日本流のラブストーリはステキだった。
台湾の物語、前に進んだら、愛になる。しかし、ありがとうだけで、二人の友情を固まった。
上海の物語、中国17歳の少女の心を描いた。ひっそりで始め、ひっそりで終わり。ただ、17歳少女の傾慕の心だった。それは中国の普通生活の元だった。映画は生活から抽出したもので、必ず生活に戻るの原点だった。
オムニバスならではの面白さが生きている ★★★★☆
東京・台北・上海という、アジアを代表する3つの都市を舞台に描かれる3話オムニバスのラブ・ストーリーです。留学生と現地に暮らす異性との言葉と文化を越えた愛を描く。3つの物語はそれぞれ小さなエピソードで互いにつながり合う。東京編に登場する日本語学校の教師が上海編の日本人留学生になったり、東京編の冒頭で電話に出てきた青年が台北編の主人公になったりという具合。3編を通じて、言葉が通じないって、すごくもどかしいけれど、なんとかコミュニケーションする面白さがありました。(笑)

「東京編/ニイハオ」――オーソドックスなラブストーリー。渋谷・スクランブル交差点でのシーンはよかったし、渋谷の街がしっかり描かれていた。全編を通して爽やかさのある映像で、最後のシーンはなかなか素敵でした。伊東美咲は、キリッとした表情と、哀しげな表情から笑った顔に変化してゆくあたりと、セリフ回しもこの映画では案外よかった。チェン・ボーリンは、「藍色夏恋」からは随分大人びたけど、少年のようなあどけなさは健在。

「台北編/シェイシェイ」――さすが「藍色夏恋」のイー・ツーイェン監督。映画的と言えば、3本の中で最も映画的な作品でした。海岸でふたりが、かみ合わない会話をするシーンなんか最高。切なくて、色っぽくて、そして笑える1本。

「上海編/ツァイツェン」――ユンがなぜ日本人の青年に恋心を抱くに至ったのか、というきっかけが弱い。劇的なことじゃなくても、何でもいいから観客にもそれとわかる取っかかりを作って欲しかった。主演の2人がいいだけにもったいない気がする。