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田んぼの生き物―百姓仕事がつくるフィールドガイド

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 築地書館
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:飯田市美術博物館/編 出版社名:築地書館 発行年月:2006年02月 関連キーワード:タンボ ノ イキモノ ヒヤクシヨウ シゴト ガ ツクル フイールド ガイド たんぼ の いきもの ひやくしよう しごと が つくる ふいーるど がいど、 イイダシ/ビジユツ/ハクブツカン いいだし/びじゆつ/はくぶつかん、 ツキジ シヨカン ツキジシヨカン 4818 つきじ しよかん つきじしよかん 4818 春の田起こし、代掻き、稲刈り…四季おりおりの水田環境の移り変わりと、そこに暮らすさまざまな生き物の写真ガイド。魚類、爬虫類、トンボ類などを網羅した決定版。 哺乳類鳥類爬虫類両生類魚類トンボ類カメムシ(半翅)類コウチュウ類バッタ・カマキリ類チョウ・ガ類ハチ・ハエ類ほかクモ類水生節足動物類貝類ほか
見どころ盛りだくさん ★★★★★
 レイアウトがすっきりしているので、どのページから見ても楽しめる。あなたは、普段目にしているいわゆる「赤とんぼ」が、地域によって約10種類もいるなんて、今まで知っていただろうか。この本には他にも、このような知的な刺激に満ちているので、身近な生き物の入門編として最適だし、もちろん自然に詳しい向きにも配慮した作りになっている。
 またもう一つの特徴として、要所にちりばめられた農業生産者によるコラムも興味を引く。農業業界の人間としては比較的若いと思われる彼らが普段どんなことを考えているのか。日常の食卓を賑わしてくれる人々の意外な感性を感じることができるだろう。特に「虫眼」の項は必見である。
「田んぼの生き物」応援歌 ★★★★☆
築地書館の「田んぼの生き物」は、日々の農作業の中で農家の人たちを中心にして、
>> 田んぼの生き物たち247種をカメラにおさめて作り上げた本だという。
>> トノサマガエルやツチガエル、ギンヤンマにシオカラトンボ、メダカなどなどが、田
>> 園ののどかな風景を背景にして写し出されていて、じっと見ているだけで心のなごむ
>> 写真図鑑なっていた。40年間、田んぼの生き物たちを相手に仕事をしてきた私にとっ
>> ては、どのページをめくっても旧知の友に出会えたような気持ちで、胸をわくわくさ
>> せながら見ることができた。イネの早苗にとまってペアで産卵するギンヤンマの写真
>> は、まさに絶品。
>> 田んぼの小自然で活きいきと生きる小動物たちの姿は、眺めているだけで心がいやさ
>> れる。この本を片手に田んぼを散策すれば、いろんな小動物に出会えて、そのことだ
>> けで心うれしく帰って来られるに違いない。このトンボが童謡の「夕焼け小焼けの赤
>> トンボ」なのだと胸をたかならせたり、さらに多くの生き物たちの名が知
>>れてくると、もっと田んぼのことを知りたいという衝動が心をゆさぶるにちがいない。
>> この本の写真で絵合せ的に生き物の名を調べているうちに、だんだんとほんとうの田
>> んぼの姿が見えてくるようになるし、生き物たちの真剣な生き方や語りかけが田んぼ
>> を訪れた人の心に感動的に響いてくるに違いない。そして、彼らを愛する農家の人た
>> ちのやさしい心と共に、生き物たちと楽しく共存できる田んぼが、これからもずっと
>> 田舎の空の下に広がっていて欲しいと、この本を見ていて思ってしまった。
>>
田んぼの生き物−百姓仕事がつくるフィールドガイド ★★★★★
この本を手にとって最初に思ったのは、本の端々から子供の頃に慣れ親しんだ田んぼを渡る風が吹いてくるような感じがしたこと。「はじめに」を読んでその疑問が解けた。米を作っているお百姓さんたちが直接係わって作った本だったからだ。
 初夏の風を感じながらページをめくっていくと、田んぼで何度も出会った懐かしい虫たちが美しい写真で次々と現れてくる。全部同じだと思っていた赤トンボは、さまざまな種類が混じっていたなんて、これまで知らなかった。
 この本でもう一ついいなぁと思ったことは、生き物たちの写真のほとんどが、田んぼで撮影されていることだ。「百姓仕事がつくる・・・」とうたっているだけのことはある。
 春になったら、子供たちを連れてこの本を持って散歩に出てみよう。いくつかの類似書と共に、私の愛読書の棚に置かれたこの本を眺めながら、私の田んぼブームは当分続きそうだと思う。