まあ、こんなものでしょう。
★★★☆☆
もともと、ベスト盤で完全に思い通りの選曲など未だかつてありません。
このジョージのベストも、わたし的には、「All Those Years Ago」など他に入れて欲しい曲はありますが、ジョージが残した名曲と言う意味では、ビートルズ時代の曲が入っていても仕方ないと思います。セールスを考えれば、上記のヒット曲が入っている事で購入される方も確かにいるでしょう。
それに、上記3曲はたまたまビートルズのアルバムに入りましたが、時期的にも、作品的にも「ALL THINGS〜」に収録されても何ら違和感はありませんし、あの当時のジョージの立場を考えればソロ作品と言ってもいいと思います。唯一ビートルズを感じるのは、「Something」のポールのメロディアスなベースぐらいのものでしょう。
また、91年の来日公演を観た私としては、あの音源は入らなくて正解だったと思います。
とりあえずの定番ベストを是非!
★☆☆☆☆
皆さんがおっしゃるように選曲がね・・・。
オールタイムはいいけど、ライブは不要だし、EMI時代のあの諸々が無い。
ポールやジョンみたいに何種類もベスト盤があるなら、こういうのもバリエーションとしてあってもいいんです。でも、ジョージは例のビートルズ片面/ソロ片面しか無かったから、ようやくまともなベストが、と楽しみにしてたらこれですか・・・。
とりあえず1枚、定番の曲でソロだけのベスト盤を望みます。その後は、どうぞご自由に粗製濫造してください。
はじめて感動したBESTもの!
★★★★★
基本的にBEST ALBUMというものは嫌いである。特にJohn Lennonのものが嫌いである。というのも多少の順列組合せは異なれど、基本のラインナップはいつも変わらずだからである。もっといろいろな組み立て方があってよいと思う。そこがGreatest Hits との違いでもあると思う。それでも出るたびに必ずや買い求めてきたのは、シングルB面曲や未発表曲などの収録が目当てだったからである。今回はそいういう意味では、レアトラックはT-18くらいである。その他の価値といったらSir George Martinのご子息が関わっているといったところだろうか。つまりオーディア的な楽しみ方の部分である。それはそれで価値は大きいのではあろう。
そもそもこういう所に投稿する方というのはウルトラマニアの方々であろうし、そういう方々は、私と同じ様に、この手のものが出れば、なんだかなぁと思いながらも買いそろえてきたのではないだろうか? だから、そいういう方々は、BEST ALBUMを聴きたかったら、いちいちあれが無いこれが無いとけちをつける前に、自前のコレクションから選曲し、1枚なり2枚組なりのCDを作って自分で楽しめばいいのだと思う。BEST ALBUMとは本来、素人さん向けに選曲されているのだろうから。
やっと本題に入らせていただくが、BEST ALBUM嫌いの私であるが、今回は満足した。なぜか、定番選曲でも予定調和的選曲でもなかったからである。曲と曲とのつながりもよい。すべて既知の曲でありながら、初めて曲にふれるような新鮮さを与えてくれた。理由はわからない。とにかくこれはほぼ初めての経験だ。いや'76年のEagles Greatest Hits以来のことだ。WINGSPANもBeatles 1もその他例を挙げればきりがないが、これまでそれらのどれもろくに聴かなかった私に感動を与えてくれたのだ。ありがとうOliviaさん。
ジョージ・ファンじゃないけど、いいですね!
★★★★★
ビートルズの熱いファンでして、ソロになってからはだれのファンでもありません。
唯一”オール・シングス・マスト・パス”は傑作だと思っていました。メンバーのソロアルバムやベスト盤は全て聴きましたが刺激はなく、他の優れたアーティスト達に興味は移っていきました。
先日、たまたま友人からこのCDをプレゼントされ、「またベスト盤?」と気乗りせずカーステで聞いていましたら、いつの間にか引き込まれてしまいました。
夜に聞くとますますいいです!ジョージってじわじわと自分の音楽作りを極めていった人なんだなと思って聞いています。
誰を購買層にしたいのか?
★★☆☆☆
とりあへずビートルズは「プリーズ・プリーズ・ミー」〜「アビーロード」の現役時代発売公式アルバムは「パストマスターズ」を含め一通りそろえている。
ジョンとポール(ウイングス時代を含め)のソロは2〜3枚づつ持っている。
ジョージも1枚くらい持っていたい。あるいはGot My Mind Set On You やMy Sweet Lord が聴きたいと言うか持っていたい。
でも余計な曲は聴きたくない。(とどのつまり適当なベスト物が無い)
という私みたいな人って結構いません?
でもこのアルバムの選曲と構成って、どうでしょう皆さん?
コアなジョージのファンはまずNGでしょうけど。
「昔むかしビートルズの一人にジョージハリスンと言う人がおったそうな。こんな曲を作って、演奏してたそうな。」と言う感じの一枚ですか?
それにしても、この選曲と構成って・・・
「これがジョージハリスンです。」と初めて聴く人への名刺代わりになるでしょうか?
どうでしょう皆さん?
私的にはベスト物でもプロデュースがジョージマーティンだったらと思う。赤も青もかっこ良かったな〜。しかも売れたし。
その個人の人間性においては確かに身内のほうが理解している事が多いでしょうが、仕事の内容については身内より、やはり職場仲間のほうが理解していると思いますよ。
ヒットチャートの最高位は全英4位。全米ビルボード24位。現時点(09/09/23)でゴールドディスクの獲得無し。一応商業的な結果ですので参考までに。