ただ、この手の本ってあると初心者には便利なんですよね。
また、上級者でもめったに使わないGNIコンポーテントなどは
この手の本があると以外に助かったりするのではないでしょうか。
実践と言う言葉には「?」ですが・・・結構お勧めの本です。
さて、そうはいうものの、製本された情報はPCの画面で見るオンラインヘルプより理解しやすいものですし、ごく簡単ながらも個々のコンポーネントのためのサンプルプログラムもいちいち用意してありますから、初めてC++Builderを使ってみよ!うという人には非常によい本でしょう。とりわけ、今まで標準C(GUIなし)しか使ったことのない人なら、いきなりコンポーネントとか言われても途方にくれるだけですから、こういう入門書は貴重です。
ちょっと高い本なので、体力のある学生さんなら、オンラインヘルプだけで頑張ってみるのもいいかも知れませんが、会社で書籍代を出してもらえるなら買っておいて損はありません。
プログラミングに挑戦しようと思って私費でプロフェッショナルバージョンのC++Builderを買ったけど、どう使っていいか分からないよ・・・ なんてサラリーマンさんなら、ソフト代よりははるかに安いのですから、ソフトを使いこなすための最初の足がかりとして買うことをお勧めします。よいツールを使いこなすには、それなりの勉強と初期投資も必要なのですから。この本は、決して無駄にはならないと思います。
なお、続編であるvol.2 は vol.1 よりも薄くて値段も安いです。vol.1 を買ったなら、vol.2もどうぞ。