【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:竹村景子/著 出版社名:白水社 発行年月:2007年03月 関連キーワード:スワヒリゴ ノ シクミ すわひりご の しくみ、 ハクスイシヤ ハクスイシヤ 6911 はくすいしや はくすいしや 6911、 ハクスイシヤ ハクスイシヤ 6911 はくすいしや はくすいしや 6911 文字と発音のしくみ書き方と語のしくみ文のしくみ区別のしくみ人と時間のしくみ「てにをは」のしくみ数のしくみ実際のしくみ
初心者の読み物としては良い
★★★★☆
電車の中などでつらつらと読んで「へえ、そうなんだ」と興味を持つには、とても読みやすい本です。
当方、全くの初心者なので大変面白く読めて、さらにきちんと勉強したいな、という気になりました。
ただ、文法全部を表にまとめてくれたら楽なのに、という気もしました。
複雑かつ魅力的な言語
★★★★★
何冊も買っているこのシリーズだが、やっぱり面白いのは本書のように「日本語や西欧諸語とはまた違った原理を持つ言語」だろう。
もちろんこの一冊でスワヒリ語が話せるようになるわけではないが、読み物として非常に面白かった。
それにしても、ユニークな構造を持つ言語だ。
例えば、名詞はそれぞれの「グループ」に分けられ、そのグループごとに動詞や形容詞の形が変わってくる。
これはドイツ語やロシア語などの「名詞の性」に似ているが、それらとはまた違った独自の構造だ。
また、動詞にはさまざまな「カシラ」が付けられ、一つの動詞が多くの意味を内包する。
これはむしろ日本語の動詞と助動詞の関係に似ており興味深い。
スワヒリ語はアフリカ各地に多く分布するバントゥー諸語の代表的存在。
この言語の概略を知っただけでも、他のバントゥー語圏の地名などを見て、「あれは、ああいうことかな?」と想像できるようになるのも楽しい。
感動しました!
★★★★★
まず、スワヒリ語がアルファベット表記であることを初めて知りました。
次に、実に丁寧な文法解説に感動しました。例えば、「Ninataka kusoma Kiswahili.」という文章について、「3語目はスワヒリ語。2語目のsomaは勉強するという動詞、それにkuがついて、勉強すること、となる。1語目のniは私は、naは今現在、takaは欲するという動詞。それで、私はスワヒリ語を勉強したい、という文章になる。」というように、一語一語をきちんと説明してありました。こうした詳しい解説が随所にありました。以前、新宿の語学学校で、「外国語はフィーリングで読んではいけない。きちんと分析をして読みなさい。」と言われたことがありますが、外国語の文章を分析するとは、こういうことなのかな、と思いながら読みました。