何かがうまくいかないけれど、自分ではわからない
明日の授業案がおもいつかない
どうしよう
と、行き詰ったときにちらりとみると、必ず答えが載っています。

場面ごとに５０に分かれていて、それぞれがアイディアに溢れています。
難しいことは書いていないのに、とにかく真似してその通りやってみると、、、
あれ？こんな簡単なことで、こんなに違うの？と驚きます。

著者の太田先生は、長年中学校で教鞭をとり、今も暇さえあれば全国を回って授業を見ておられる方です。日々奮闘する先生と生徒たちへの温かいメッセージがいっぱい詰まった本です。

英語を教えるためのヒントとしては有効です。
私は大人に英語を教えていますが、大人は中学生とは違うので、
すべてそのまま転用というわけにはいきません。（当たり前ですね。笑）
ということで、Tipsとしてはとてもいい本だと思います。
個人的には星３．５くらいです♪

東京都公立中、学大世田谷中と渡り歩いてきた、
駒沢女子大准教授太田洋先生の、長年の英語教授経験から集められた
ちょっとしたアイデア集です。

若手の人には役立つのはもちろん、
ベテランの人も「なるほど、そういう手があったのか！」
と、目から鱗が落ちるでしょう。

ただし、達人技と基本の中間ぐらいなので、
若手の人はこれだけを読むと火傷すると思います。
必ず基礎的な授業の組み立てなどを学んだ上で
プラスすべき事柄なのかなと思います。