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★★★★☆
企画書に対する本をたくさん読んだわけではないので、
他書と比べて、というわけではないのですが、
私には少しピンと来ない本でした。
一般論に終始していて、これだけで企画書を書けるかな、という印象。
「知識ゼロからの」と謳っていて、
だから読んでみたのですが、これを読んだ後に
実際に企画書を書くための本を、また別に読む必要があるな、と
私は思いました。
企画書ってこういうもの。
なぜ企画書を出さなければいけないか。
企画書に書くべきもの、書かなくていいもの。
といったことが島耕作のマンガのイラストを織り込みながら
描かれているので、とっつきやすいかも知れません。
人によるかも知れませんが、私は「企画書を書く」という私のニーズからすれば
多少なりとも物足りなさを感じました。
企画書を書くための入門書。
★★★★★
本書は企画書の知識がない人のために、第1章で企画書をなぜ書くのかという重要な定義付けをして以降の書き方へと続いていくので、重要性を理解した上で読めるのですんなりと頭に入ってきます。
中身の構成は、右ページで各章ごとに用意されたそれぞれのテーマについて説明し、左ページではその解説を大きな図を使ってまとめているので、一旦読み終わってからの復習は左ページでまかなえるので、時間の短縮になります。
全体的にはポイントがわかりやすく書かれているので、初心者でも無理なく読める内容になっています。
しかも情報収集の仕方から中身の構成、そして作成後のプレゼンテーションに対する考え方まで書かれているので、一連の流れをしっかりと学習することができる1冊です。