しかし彼の作品がありふれていないのは、並べ方が落ち葉の微妙な色の変化を実に丹念にグラデーションさせて並べたり、石の積み上げ方も絶対にありえないような絶妙のバランスで積上げられたりするのだ。
だからといって、単に見るものを驚かせようとするだけのものではない。むしろ、日本人にとってとても馴染みやすいというか、ささやかな美しさへのこだわりを強く感じるのだ。そう、同じ自然を相手とするものでも、アメリカのランド・アートのブルドーザー的な土木工事ではな!!