脳の学習のしくみや、小脳・大脳基底核について分かってきたことが参考になりました。
2000年頃の研究成果に基づいているので、少し古い面もありますが、それでも今時点では一番新しい情報の単行本ではないでしょうか。
私みたいな一般の人がいきなり読むにはつらいので、この本の前に、ていねいな入門書(入門かな？)として「脳の計算理論　川人 光男 (著)」を
読んでおいた方が”より良く理解”できるでしょう。

いきなり読む書ではないが、興味があって多少勉強していれば参考になる部分はたっぷりある。
大体著者に銅谷さんが入っている以上ハズレはない。
★一個つけた人はひどい見当違い。かわいそう。

ただし本職じゃないなら買わないで図書館が◎。高い

本書はページ数や装丁の割には高いと思う。本書の内容や方法論が怪しいから、誰も読まないので高くなっているのだろう。本書は著者の研究者仲間以外の人が読んでも全然参考にならない（著者の研究者仲間以外の人に理解させるだけの解説や努力がされていない）。読んで損した。時間と金を無駄にしたくないなら、読まない方が賢明である。脳のメカニズムを学ぶなら、自分の専門に関係なく、医学系や生物学系の本が参考になる。