You raise me up は本作のヴァージョンの方が好きです。
★★★★★
2作目の後でもうベスト盤を出すことに驚いて当時のふところ事情からパスしたのであるが、最近入手してよく聴いている作品である。
1、2作目の曲はHQCD盤化されて音質が良くなったし、新曲、聴発表曲の新ヴァージョン、DVDのライヴ録音の曲も含まれているので、オリジナル盤第1、2作を持っている人にもお薦めできる作品だ。特に出世作 You raise me up は一段とスケールが増し、音質も極めて良好なので、私は本作のヴァージョンの方が好きだ。この曲を聴くとトリノ・オリンピックの荒川選手の姿を思い出して胸が熱くなりますね。名曲です。
本作が決して安易に製作されたベスト盤ではないことは断言します。
かなり高クオリティの作品
★★★★☆
この時期に発売ということもあり、最初はクリスマスアルバムかと思っていたら、
「Celtic woman」と「New journey」の中からの選曲と新録ヴァージョンを寄せ集めたベストになっています。
クリスマスをかなり意識しているのではと思われる曲が多いために、
Bestアルバムという意味よりはむしろ、クリスマスアルバム二作目としての意味の方があっています。
内容的には、Celtic womanの美声を存分に発揮させているハイクオリティな作品ですが、
これがBestアルバムか?といわれたらちょっと疑問点が残る作品です。(特に名曲といわれる「Soft goodbye」やアイルランドのトラッドの名曲「庭の千草」が収録されていない点)
ヘイリーも少し参加した事があるアーティストという訳で。
★★★★★
またまた、オーディオマニアの私は、CDの内容もそうだが、このCDの仕様、HQCDというものに惹かれたのである。HQCDとは?ハイクォリティコンパクトディスクという意味である。どういう物なのか、簡単に述べたいと思う。SHM-CD同様にポリカーボネイトの素材が通常のCDと違う。その質は、SHM-CDとほぼ同様。しかし、さらに変更点がある。それは、反射膜の素材である。通常のCDは、アルミニウムである。HQCDでは特殊合金が使用されているようだ。詳しい事は現時点では不明なのだが、おそらく銀合金ではないか、との事である。この仕様もまた、SHM-CDと目指しているものは同様のものであり、それ故に通常のCDプレーヤで再生が可能である。SHM-CDに興味を持たれた方、HQCD仕様も試して見てはいかが?