もはやビートルズのアルバム
★★★★★
これはもうビートルズのアルバムではないかと思わせるほどの出来映えだと思います。もちろん、発売当時のレコードで知っていましたが、こうやってCDで改めて聴いてみると、やはりそのクオリティーの高さ、そして良い意味での「ビートルズ感」が満載です。冒頭の「アイム・ザ・グレーテスト」は、ジョンとのハーモニーが素晴らしく、いきなりビートルズの世界にいざなってくれます。あまりの心地よさに、ついついジョンのパートに聞き入ってしまうほどです(笑)このようなアルバムが製作できたのも、リンゴの人柄のなせる技で、そういった意味からも「ビートルズ後のビートルズ」を知る上で必携のアルバムだと思います。