【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:橘木俊詔/著 森剛志/著 出版社名:日本経済新聞出版社 発行年月:2005年03月 関連キーワード:ニホン ノ オカネモチ ケンキユウ にほん の おかねもち けんきゆう、 ニホンケイザイシンブンシ 5825 にほんけいざいしんぶんし 5825、 ニホンケイザイシンブンシ 5825 にほんけいざいしんぶんし 5825 日本の「金持ち父さん」とはどんな人か。医師や弁護士、経営者は本当に稼げる職業か。サラリーマン営業者とオーナー経営者・起業家では、所得はどうちがうのか。全国規模のアンケート調査とデータから日本の富裕層とは誰かを浮き彫りにし、金持ちになれた背景、社会制度、暮らしぶりなどの実態に迫る。 序章 「お金持ち」とはどんな人々か第1章 医療の需要と供給からみた医師第2章 弁護士という職業第3章 経営者はお金持ちか第4章 日本の上流階級第5章 お金持ちの資産形成第6章 お金持ちの日常生活第7章 高額所得者への課税第8章
金持ちはそれほど用心深くない という真実
★★★☆☆
この本は、2001年度とそれ以前にも年間納税額3000万円以上を
越える納税者にアンケート調査を行った結果から、
日本のお金持ちの実態を学問的にまとめている。著者は大学教授。
アンケートを行った著者は当初予想していた反応と異なっていた点を
次のようにかいている。
「金持ちはそれほど忙しくない・忙しくてもアンケートには答えてくれる
・金持ちはそれほど用心深くない・金持ちは、聞けば自分のことを
どんどん答えてくれる」
お金持ちを将来の理想と考える人が、現実のお金持ちに触れるのに最適な一冊。
ちなみに、この年の納税者のうち、約43%が企業家・経営幹部、
医師15%、弁護士0.4%、芸能人・スポーツ選手2%、その他38%。
企業家・経営幹部のうち上場企業は20%、非上場が80%。
う〜ん
★☆☆☆☆
本を読んだ後に、私もがんばれば何とか!なんてゆう希望が出るような、真似できるところがあるんじゃないか?という点を重視して読んだのでこの本はそういった気分の方には適していないようです。
金持ちの人も意外とがんばってる人多いんだなぁ。
お金持ちの研究
★★★★★
日本のお金持ちについて研究した本です。低所得者層についての本は多いですが、お金持ちについて書かれた本はあまり目にしたことはなく、ありそうで無かったユニークな視点の本だと思います。豪邸に、高級外車、豪華クルーザー、休日は高級ワインを飲み、ブランドの服うぃみにまとう、私たちのあまりよく知らないお金持ちは、そんな暮らしをしてるというイメージが我々にはあるのではないでしょうか。しかし、この本はデータに基づき、日本のお金持ちの実像に迫っていきます。実は我々の持った上記の陳腐な生活とは、実際は大きく異なるようです。実際には、勤勉で、それほど派手な生活もせず、実直な暮らしぶりのようです。逆に言えば、そうでないとお金持ちにはならないようです。お金持ちについては、一部のイメージが誇張されて伝えられているようです。日本の金持ちの実情を知ると、真面目に愚直に働くことが金持ちになる道だという至極当たり前の結論になりそうです。物事の真実を知ることは大切だと思いました。妙な風説に欺かれないようにする必要があるのかも知れません。一度読むと、多くの人に幸せになるチャンスがあるということがわかります。地道にみんなのために働きましょう。
金持ちの本ではありませんね
★☆☆☆☆
はっきり言いますが、金持ちの調査本ではありません。
「多額納税者」に関するアンケート調査本です。
このため、所得が100%把握される医者が上位に来ていて、
所得が100%把握されない、弁護士、自営業などは「金持ちではない」ということになってしまいます。
題名は少なくとも「日本の高額納税者の研究」とすべきでしょう。
大変偏った内容の本で、「羊頭狗肉」だと思います。
「お金持ち」の実態に、学問的アプローチを試みる
★★★★☆
本書は、日本の格差研究で定評のある著者が、年間納税額3000万円以上の「お金持ち」を対象として、彼らの実態に学問的アプローチを試みた一冊である。
データ採取方法は、国税庁「全国高額納税者名簿2001年度版」より抽出された高額納税者6000人に対する、アンケート調査及びインタビューによる。その回答率は約8%。その信頼性に疑問は残るものの、「お金持ち」に関するデータが少ない日本の現状で、彼らの各種特性を導きだした点では評価できる一冊である。