自分を愛することの大切さを教えてくれた!
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今まで福祉や障害者とはほとんど無縁で、興味も抱いたことがありませんでした。この本はたまたま知人に勧められて読み始めましたが、そんな私でも人生の大切なメッセージと感動をたくさん受け取ることができました。
この本に登場する方の言葉に「病気であることが不幸なのではなく、病気である自分を否定することが不幸なのです。」という一節があります。この言葉にこの本の素晴らしさが凝縮されていると思います。
いつも自分の不出来や足りないところを悔やみながら生きていいる私は、この言葉に目を覚まされるような思いがしました。
病気であるななしに関わらず、障害者であるなしに関わらず、この本は、どんな自分であってもその自分を受け入れること、その自分を愛することの素晴らしさを理屈抜きで分からせてくれる一冊です。