日本経済をリードするベンチャー企業群において、成功を成し遂げたとされる企業の起業家に焦点を当てたものです。

ここで挙げられている“起業家の条件”は必要条件ではなく十分条件であるように思われます。

新書版の薄さに２０数件の起業家の成功譚を掲載しているため、一つ一つの会社に対する印象は残念ながら薄い。
ただ、最近はマスコミへの露出度が高くその名前が通り始めているいくつかの会社のお話もあり、その会社への親近感が湧きました。
　この本から、成功する《起業家の条件》を読み解く事は、難しいですが
好きなことを、一所懸命、成功するまで飽きらめず継続する 　ということかと思われます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Feb 02 '07

起業家23人の物語がちょっとづつ書かれた本。
それぞの物語は、そこから何かを学び取るにはダイジェスト過ぎるかなという気もする。

でもどの話もにも、資金繰りに苦労しました、という話が出てくるので、やっぱり資金繰りというのは大変なのだなということはわかった気がする。

それから、もうひとつ行動することの大切さ。
これもどの話にも共通すると思う。
すべての起業家は行動力でチャンスを引き寄せている。

あと、人脈。
人との出会いで苦境に立つ事業が急に拡大する事が多々あるようだ。

読むだけだと簡単そうに聞こえるので、自分にもやれるかもと、思えてこないでもないけど、
行動力も人脈もない私は、こういう本を読んで少しだけ妄想に浸るに留める。