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In the Miso Soup

価格: ¥1,555
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin (Non-Classics)
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Shinjuku Slayer ★★★★★
This is a short 180-novella by a master of his art. Having lived in Japan for the past 8 years (and still living here), I can without a doubt in my mind say, that this book is dead on in its characterization of both American and Japanese characters, its vivid scenery, its execution, and its portrayal of the Japanese society at this current point in time. And why shouldn't it be? It was written by a Japanese author who is in the midst of it. If you are expecting Steven King, move on. If you are expecting Hollywood, move on. If you are expecting something to make the hair on the back of your neck stand up, read! This book is as realistic as it gets. After all... what would you do if you were confronted with a serial killer? Go to the police? Are you sure?
日本人の駄目なところ ★★★★☆
外国人専門のピンクガイドをする“ケンジ”が、奇妙な外人“フランク”を
ガイドするところから始まるサイコストーリー 
人外とも思いたくなる様な個人による殺人が堂々とおこり始めた日本と、
不幸にも時を同じくして書かれた作品
日本人のだめなところを徹底的に二律背反のような手法、病的な外人と過ごすケンジの観察と体験とが語り口、で絶妙に描いている
現実の日本、つまりそのような事件が起こってしまう原因を社会全体に見いだそうとしており、日本における甘えた社会概念を鋭く指摘しているとおもえた
「観察力」と「恐怖」とが、「共感」と「どうしよう」とを一緒にプレゼントしてくれる
インザ・ミソスープ―In the miso soup ★★★★☆
夜の性風俗ガイドを生業にするケンジとアメリカ人客・フランクに、病んでいる日本と米国のありさまを重ね合わせ物語りが進んでゆく。さまざまな要因によって他者とのつながり方に変化と不安定さが生じてきた“先進国”の住人たち。日本人であるわたしたちにさえケンジから見た東京(=日本)は異国に見える。そして分かっているようでその実態について分かり得ていない米国をフランクの不気味な存在が象徴する。
サイキックサスペンススリラーとして成立している本作は、読み込めば読み込むほど著者が投げている問題が見えてきて、考えずにはいられない作品である。