・・・が、駄目っ!!
★★★☆☆
福本さんのマンガは好きで、本書には確かに記憶に重く残っている
心に響く名言が収録されています。
しかしながら、福本さんの生み出したキャラクターは
各々の個性を持っているので、どの言葉が正しいという答えは無いと思います。
”銀と金”で川田の「正しさとは〜」のくだりは好きですが、後で主人公の森田が
「それでもおまえは間違っている」と言ってますし…。
なので自己啓発をするなら自分に合う、気に入った言葉をチョイスしましょう。
以下、毒づきますが・・・
ギャンブルだの養分だの堕落だのに対する言葉が大半の割りに
福本さんの作品が、次々パチンコ化されていることに疑問と嫌悪を感じます。
(パチンコ化されれば当然、莫大な使用料が入ります)
つまりこれらのパチンコに負けると福本さんの養分ということです。
最近の”アカギ””カイジ”のいい加減な漫画の描き方も酷いものだと思います。
他の大人が言わないのなら言ってやる(笑)
fkmtワールド全開
★★★★★
共感できる深い名言が多く、実生活のモチベーションアップに繋がります。
下手な自己啓発書よりも親しみやすくていいです。
「疑い続けること、不安であり続けることが、人生を勝利に導く」
★★★★★
「疑い続けること、不安であり続けることが、人生を勝利に導く」
この考えには、激しく、納得。
多くのものが、「もう、この考えに決めた!」と
自分で勝手に、決めて、考えないようにする。
決めることはいいことか?
いや、それは「単なる考え続けることからの逃避」=逃げ。
「疑い続けること、不安であり続けることが、人生を勝利に導く」
とは、
考え続け、疑い続け、不安であり続けることは、
つねに、自分自身が「現在進行形で、変化、チャレンジしている証」
なのだ。
そういう人間こそ、本当に、勝利していく。
「生物の進化の過程」でも、「現在進行形で、変化、チャレンジ」していかない
生物は、自然淘汰され、滅びてしまうのだ。
そこいらの自己啓発書より素晴らしい
★★★★★
人間社会で雨露を凌ぐには最適の内容でしょう!
カイジ、黒沢の占める割合が高く、
次いで銀金、涯、天といったアンバランス感が不満材料でしょうか・・・
昨今の厳しい社会は実力だけでは勝ち残れない!
しかし、勝たずとも人間としての強い生き方を本書で改めて感じる事でしょう
個人的には大好きな一冊です。
大好きがあるって重要なんですね
悔しかったら這い上がれ負け犬ども!
★★★★★
色々書こうと思ったが本書の言葉の前では陳腐なのでやめた。以下本書から抜粋。
「30、40になろうと奴らは言い続ける…自分の人生の本番はまだ先なんだと…!本当のオレを使っていないから今はこの程度なのだと…そう飽きず言い続け結局は老い…死ぬ。その間際いやでも気が付くだろう…今まで生きてきた全てが丸ごと『本物』だったことを…」
「金はな…命より重いんだ!世間の大人どもが本当のことを言わないならオレが言ってやる!金は命より重い!そこの認識をごまかす輩は生涯、地を這う!」
「ここぞという時、そんな急所、悪魔はみな優しいのだ!何故それに気が付かない?」
「明日からがんばろうという発想からはどんな芽も吹きはしない。
明日からがんばるんじゃない!今日、今日だけがんばるんだ!今日がんばった者、今日頑張り始めた者にのみ明日は来るんだよ!」