もう少し掘り下げた内容がよかった
★★★☆☆
3D映像の広まり、利用シーン、3D化の技術、社会への影響など情報を
網羅して、非専門家を対象に分かりやすく書かれている。
技術書ではなく、読み物という位置づけ。
何を求めるかによって評価が分かれると思うが、私としては各項目とも
中途半端な感じがして、やや食い足りないという印象。
一部インタビューなども入っているが、ざっと動向を取材して、
とりまとめた感じ。技術的な原理が分かるわけでもないし、社会に与える
インパクトを独自に洞察しているわけでもない。
オーム社と出版物なので、もう少し3D技術の動向、原理などを
分かりやすく説明するような内容に振られるとよかったのではないか
と思う。