【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:三浦正幸/著 出版社名:小学館 発行年月:2005年03月 関連キーワード:シロ ノ ツクリカタ ズテン しろ の つくりかた ずてん、 シヨウガクカン シヨウガクカン 3068 しようがくかん しようがくかん 3068、 シヨウガクカン シヨウガクカン 3068 しようがくかん しようがくかん 3068 驚異の築城技術が、写真と図解でよくわかる。大好評を博した小学館ウイークリーブック『名城をゆく』から生まれた城図典の決定版。城郭史研究の第一人者が、城づくりの知恵と技術、秘められた謎を解き明かします。縄張の仕方、堀や石垣のつくり方、天守や御殿の建て方、城下町のつくり方など、城づくりのプロセスを追いながら解説していくわかりやすい構成。400点もの写真と160点もの図版で、細部の構造までよく理解できます。また、著者による安土城復元図(立面図・断面図)をはじめ、城の発展を主要城郭の復元図でたどる口絵もつきます。本書を片手に
城の教科書
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見事な一冊だ。著者は建築学科卒業の工学博士で一級建築士。日本建築史及び文化財学を専門とする。それだけのことはあり、普通の歴史家が書いた城の本とは切り口が少し異なっている。地形、曲輪、堀、橋、門、石垣や天守や櫓などの建築構造や設計上の特徴、機能や様式による違いを、豊富な図や写真に基づいて具体的に徹底解説。さらに、御殿や、奥や、城下町についての説明もある。カラー写真や色つきの絵も豊富で、タイトル通りの内容に仕上がっている。
本書を読んで、日本人の多くは知らず知らずのうちに日本の城についてかなり誤解しているところがたくさんあるということがよくわかった。また、天守のみならず、明治維新と戦争中の空襲によって、多くの城の貴重な建物や石垣が消えていることもよく分かった。さらに、近代に入って再建された城というものがいかに問題だらけなものなのかも良く分かった。
また、城を通じて、昔の戦いの姿や、日々の暮らし、万一の備え、技術なども垣間見ることができる。城が好きという方はもちろん、日本史に興味がある幅広い方の一読を薦めたい。
お城ファン必携の1冊
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本書は著名な城郭研究家である広島大大学院の三浦教授が、城を一から作っていくプロセスを説明する中で、石垣、堀、天守、櫓、門など城の各パーツから城下町の作り方まで、カラー写真・図版を豊富に使って実例を紹介しながら、分かりやすく解説しています。
私も城郭ファン歴は長く様々な本を手にしてきましたが、本書は城の基本を確認するときのバイブル的存在として重宝しています。最近城に興味を持たれた初心者にも最適の書だと思います。
しかも、淡々と解説しているのではなく、現実から遊離した江戸軍学に対する批判や、学者らしく城に関する用語へのこだわり等、筆者の城に対する熱い思いも伝わってきて、非常に充実した内容となっています。
ちょっと値は張りますが、おすすめの1冊ですよ!
これで城が建てられる。
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これ一冊でお城が建てれる。
これからお城を建てようと考えてる人は、必読の書である。
そんな人滅多にいないだろうが。。。
それにしても各パーツに分けて、詳しく書いてある。
さらに城下町の作り方まで。
さすが、著者は一級建築士である。
それに豊富な写真や図が、おもしろい。
これだけ見ても飽きないだろう。
特に、新政府軍の激しい砲弾を浴びた後の「会津若松城」はすごい!
よくもまぁ、こんな写真があった!
最後に、
名城復元物語の項では、「戦後ほとんどがコンクリート造で復元し、外観がまともに再興されたコンクリート造の天守は一基たりともなかった」そうである。
なんだか、復元した意味がないような気がして悲しい。
わかりやすく面白い
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著者(先生)の授業で必要なので購入しました。
授業でいらなくても買いたいくらい面白い本です。
お城の仕組みというか、建て方がよくわかります。
この本を読むとお城の見方がかわります。
よりお城を楽しみたい方へ、おすすめの一冊です。
城の構造全般が分かりやすく解説された好著
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~城の構造について
曲輪、石垣、門、櫓など項目ごとに、体系的に解説されている。
カラー写真、図説なども多用されていて分かりやすい。
また、文章の各所から著者の城研究に対する思い入れ、
熱意というようなものが感じられるのが面白い。
各城について、歴史等を中心に紹介した本は多いが、
城一般の構造について分かりやすく解説された本としては白~~眉。
入門者にも最適。~