百恵と共に、昭和の「TVアイドル歌謡」を歩んだ彼女を知るうえで、格好のアルバムです!
★★★★★
2007年7月発売の(キュートな表情がベリー・グッドな)【GOLDEN☆BEST】は、オリコン誌のデータに
基づいた_売り上げ順にシングル24曲を収録したベスト盤でしたが、通しで聴くと曲順にスムーズさが無く、
少ししんどい部分がありました。
最新のベスト盤である本CDは、待望の「シングルA面コレクション」、しかもリリース順ということで、
「アイドル歌謡の王道」を歩んだ淳子さんの変遷がわかる一枚です。(注:2枚組みですが)
たとえば、夏場に向けてのシングルは、昭和アイドル歌謡の世界では、勝負曲を持ってくるわけですが、デビュー2年目以降、
16歳=「黄色いリボン(S49年5月25日)」〜17歳=「十七の夏(昭和50年6月5日)」〜
18歳=「夏にご用心(昭和51年5月25日)」〜19歳=「気まぐれヴィーナス(昭和52年5月15日)」〜
20歳=「リップスティック(昭和53年6月5日)」〜21歳=「Miss Kiss(昭和54年5月25日)」...と、
年齢に応じて少しづつながら、少女から大人へとイメージチェンジしてきたことが解ります。
なんといっても、一番のイメージチェンジは、前作からたった2ヶ月のインターバルでリリースされた、中島みゆき作の
「しあわせ芝居(昭和52年11月5日)」だったのですが、ものの見事に大成功を収め、当時のアイドルの中では
山口百恵は別格として、息の長い人気を保った方でした。
松田聖子(昭和55年4月1日デビュー)ら、次世代のアイドルが出現してからも、「化粧(昭和56年1月1日)」や
「ミスティ(昭和56年6月5日)」など、歌では地味ながらもロングヒットを放ち、また女優業においても真価を発揮し
始めたことは、ファンなら周知の事実であります。
マスコミ・バッシングで芸能界をフェードアウトしてから、もう17、8年が経ちますが、昭和歌謡曲のTV黄金時代に活躍した
名アーティストであった彼女を知るうえで、格好のアルバムであることは間違いありません。
旧盤をお持ちの方も迷ってる方も
★★★★★
後期のシングルも是非聞いて欲しいので、こちらの2枚組ゴールデンベストを選んで欲しいですね。淳子も十分歌唱力、味がありますよ!「窓」なんか、淳子以外ありえないと思います。BOXまではと言う方で、ベストが欲しいという方、聞いてみて下さい。
いつでもジャケ写がダサい淳子の作品
★★★☆☆
やっと出たコンプリベスト。
ファンならコレで十分だと思います。
内容だけで判断すれば★5つ。
彼女のレコード時代からの最大の欠点は
ジャケットに使われる写真が顔をそむけたくなる
ようなものが多く70年代当時でも
ジャケ写をみて買うのをあきらめたファンが結構
いましたね。
彼女とは無関係のビクターという
会社のセンスのなさが今も続いているので
★は三つでした。
旧ゴールデンベストを持っている人は買うべきかどうか
★★☆☆☆
桜田淳子さんの全てのシングルA面38曲を収録した2枚組ベストです。
1枚物でシングルの売り上げ上位24曲入りの旧ゴールデンベストが出たのが'07年7月ですから
たったの2年ちょいでコンプリートなシングル集を出し直したことになります。
旧ベストに入っていない14曲の大半は桜田さんのキャリア後期のシングルのため、
既に旧版を持っていてコンプリにこだわらない人は見送りでも良いのではないでしょうか。
(ただし、旧ベストには後期の代表曲「化粧」がもれているという手落ちがあります)
旧版を持っている私は一時買い替えも考えましたが思い直してそれは止める事にしました。
旧ベストを持っていない人、今回淳子さんに新たに興味を持った人には星4〜5クラスの
超オススメアイテムですが、 旧ベストを持っている立場の人間からするとこの評価です。
これが欲しかった!
★★★★☆
なんで初めからゴールデンベストでコンプリートシングルを出さなかったんでしょう?やはり先のベスト発売時にそういう意見が多数で不評だったんでしょうね。でもジャケは先のゴールデンベストのジャケのほうがよかったなぁ。今までのベストはどれも中途半端で、二枚組ものですらライヴヴァージョンが収録だったりでシングル全曲じゃなかった。正直ライヴヴァージョンなんかいらないからシングル全曲にしてよ!て思ってたので、切望のベスト盤です。ボックスのシングルAB面全曲も魅力だけど、一般ファンにはこれで充分だと思います。