信長だけでなく、彼を支えた武将達も大好きだ！という方ならば、
買っても損は無いかと思います。名将であったのに今現在、
不当に低く評価されており、名前もあまり見る事の無い
河尻秀隆や原田直政も、この作品ではしっかりと評価されています。

普段、日の目を見ない名将に光を当ててくれているのは良いのですが・・・
露骨に著者の好き嫌いが出てしまっているのは、マイナス。
柴田勝家が誉めちぎられているのに対し、秀吉は徹底的に貶められている感じがします。
もう少し公平に、彼らを評価することは出来なかったのでしょうか。
この一点だけが悔やまれます。

あくまでも人物評なんで、著者の好き嫌いが結構出てます。そのへんは留意すべきかと。
メジャーな武将からマイナーな武将まで載っていて、戦国時代（織田家）をあまり知らない初心者には面白く、読みやすいと思います。
逆に戦国ファンには物足りないかもしれません。

樋口さんは秀吉が嫌いなんでしょうか…
秀吉の良い所が全く見られませんでした。

後、わざわざ歴史小説はこうだとか例える必要はないと思うのですが…

まぁ歴史初心者として勉強にはなると思うので星3つで。

割と知ってることから知らないことまで飽きずに読むことができた。内容はおもしろいが各チャプターによって文章が何度もかぶるところがあってそれさっきも出てたし的なところだけ残念だった。同じ大名配下で同じ作戦に参加してたらかぶるところも出てくるのはしょうがないですがね。基本的には十分おもしろいです。