『親鸞と日本主義』を読んだ後は・・・
★★★★★
季刊誌『考える人』に連載されていたのは5年以上前ですが、日本のみならず世界各地で「宗教と国家」「信仰と愛国」が問題となっている今こそ読まれるべき書籍かもしれません。
なお、大正期の宗教文学の流行や親鸞ブームについて興味を持たれた方には、五十嵐伸治ほか編著『大正宗教小説の流行』(論創社、2011)と、大澤絢子監修『親鸞文学全集〈大正編〉』全13巻(同朋舎新社から刊行中)をおススメします。
前者は大正宗教小説の流行に関する概略を示したものです。また後者は、現在なかなか入手するのが難しい書籍を、現代の私たちにも読みやすいように工夫して示してくれています。