本書はFileMaker Pro 10を使うにあたっての入門書といえる。
初めてFIleMaker Pro 10を使う時は、小生の勧めでは先ずFileMaker GuideBook(http://www.filemaker.co.jp/solutions/guide_book.html)のstep１から５までのpdfファイルを読みながら動かしてみて、基礎的な部分を大方マスターする。しかる後、本書に立ち返って読むとスムースに理解出来るであろうと考える。FileMaker Proの主要な部分は殆ど網羅されていると思われるので、座右に備えておくべき一書であろう。

サンプルデータを出版社のＷＥＢからダウンロードして、レッスン出来ることはありがたいのですが、本を見ながらレッスンを進めてゆくうちに、サンプルデータと本の参照画像や、説明がグリハマな感じでかみ合わなくなっているところ多数！ＰＣソフトのレッスン本を初めて利用するような方は、かなり苦心されるかもしれないです。複数人数のチームで編集をするのでこのようなことが起こるのでしょうか?ちょっと残念です。初心者向けに必要な内容は網羅されていると思います。

研究データのDB化に挑戦するために購入した本。
もともと、Cisco NEであったがDB分野は全く勉強していなかった

1. 付属CDとして、FileMaker Pro10 30日試用版が付属しているは◎
2. DB分野に全くの初心者であったが、苦労することなく知識取得できた。
3. リレーショナルに関しての基本が理解できる。

4. ポータルとルックアップの違いが理解できなかった。
5. リレーションは基本だけで、応用編は他書籍を参照したほうが良い。
6. スクリプトや関数に関しても、他書籍を読んだ方がいい。


【総評】
プログラミングもDBも初めての人に最適であると思う。
これだけではFileMakerを使いこなすことはできないから、
これを読んだ後に他書籍を購入して更なる知識取得する必要があると思う。

FileMaker Pro 10を使用する機会があったので、それを機に勉強用として購入。データベース、特にFileMakerそのものを使用したことが無い、あるいはだいぶ昔に触ったという程度の人にとっては、本書は恐らく取扱説明書代わりに非常に使いやすい一冊になってくると思います。

内容としては、データベース構築の為のノウハウではなく、あくまでもFileMakerの使い方をベースに紹介してくれています。一通りの基本的な操作方法を覚えたら、次第にFileMakerの便利な機能も紹介してくれるという構成になっているので、ムリなく分かりやすく身につけて行くことができるのではと思います。

こういうデータベースを構築したい、あるいは構築の際のTipsみたいなものはほとんど載っていませんが、新しくなったFileMakerの一通りの操作をまずは覚えたい！という人には、とても使いやすい一冊ですね。データベース初心者はもちろんですが、FileMakerが初めてという人（自分はAccessからの移行）にとっても、マニュアル代わりに活躍してくれる貴重な一冊だといえます。

この手の入門書は、無いようで結構ある。そして、ほとんどのものが、一気にすべてを語り尽くそうとして、あれでもか，これでもかと詰め込まされる書き方となってしまう。結局入門者にとっては、買ったという安心感のみで、実際には読んでいるうちに嫌になってしまうものが多い！
この本の良いところは、各セクションに対する基本的な目的と、要約が載っている事だろう！基本にあくまで忠実で、それぞれが小さく完結している。

このおかげで、順番に読んでいっても，飛ばし読みしても、嫌にならない。
何処からでも読めて、読みやすいのだ！

まさに、これこそがリレーショナブルデーターベースとなってる感じだ！

よく読んでいくと、結構な情報量が詰まっている！
各項目にワンポイントや、テクニックなどのコラムが設けてある、
等入門者を飽きさせない内容となっていると思う。

無料評価版のFileMakerPro10がCDでバンドルされている事も、
嬉しい！

この調子で，
このはじめて編から、続編のちょっぴり応用編等を出してくれるとありがたいと思う！