ライトなAldious(全面改稿)
★★★★☆
Aldious通算6作目のオリジナルで、初めてメンバー全員が作曲してる作品です。
一曲単位で見ると良曲揃いですが、アルバム全体で見ると少しへヴィさに欠けるかな。「ジレンマ」~「梅華」の流れの後にもう1曲Yoshiかサワが作るへヴィな曲があれば少し印象が違っていた気がします。(全12曲のアルバムにバラード3曲はちと多い気がします。)ただ、今回Aldiousでは作曲初挑戦のMarinaが書いた「マリーゴールド」は結構良かった。(バラードですが…)
また、「Female Warrior」が収録されなかったのは個人的には残念な点。「マリーゴールド」と「Alright」を今回入れるなら、敢えて「fragile」を外して「Female Warrior」のアルバムリレコ版を入れて欲しかったなぁと。
総評
色々書きましたが、Aldiousがどこぞのバンドと違うのは、しっかりと「Aldiousとしての核」が存在しているということです。「核」があるからこそ、音楽性を拡げていっても決して迷走すること無く、挑戦していけるのだと思います。