どロック
★★★★☆
2010年発表。2008年のMudcrutchを経て発表された本作はなんと70'sリスペクトのどロックアルバム。あまりにもど真ん中な音作りで引用元が透けて見えてしまうのはシャレでしょう。忘れていたどロック魂がぐいぐい迫りきて爽快である。
!!!!
★★★★★
もしかしたらこの10年でNo.!のRock(Blues)アルバムかも…!英語が堪能で無い方は5〜600円高くても是非訳詞のついた国内版をお薦めします!Don't Miss It.世紀の名盤です。
現在のレイドバック?
★★★★★
トム・ペティで知ってる曲は'I Won't Back Down''Rebels'Refugee''Mary Jane's Last Dance'くらいで、独特な癖のある声でキャッチーなロックを書く人くらいのイメージしかなくて(もちろんこれらは好きな曲ですが)…。
で今回ハートブレイカーズ名義では8年ぶりだそうですが、聞いてみて、先に挙げたような曲は全然無くてブルーズ・ロック、カントリー、などのオンパレードという感じです。ですが個人的には今年上半期のNo.1は「Peter Wolf / Midnight Souvenirs」かこれか?ぐらいハマリにはまって聞いてます。
他のレビューに書かれてように、意地悪言い方をすれば「重厚でないオールマン・ブラザーズ・バンド」や「迫力のないレッド・ツェッペリン」「何処かで聞いたビートルズのフレーズ」が表れてくると言うことも出来ますが、私はノー・プロブレムで全然気になりません。
このMojoを聞いていて感じたのは何故か「レイド・バック」と言う言葉。73〜74年頃グレッグ・オールマンが同名のアルバムを発表したり、クラプトンも461・オーシャン・ブールヴァードを出したあのころ流行ったLaid Back。そんな感じを受けるのは私くらいでしょうか?
現在50代初めの私ですが、もし私が20代でこのアルバムを聞いたら、きっとすぐオークションにでも出して売り飛ばしてるでしょう。現在の私にはとても心地よく聞けるすてきなアルバムです。
余談ですが「決してテクをひけらかす人じゃないけど全編にわたり、M・キャンベルが弾きまくっている!」というレビューがありましたが、この人ギターというのはとても良いのですが、印象に残るフレーズが無いのがちょっと残念かなとも思ってしまいました。(M・キャンベルのファンの人ごめんなさい!)
淡々と・・そして昇天。
★★★★★
1曲めからKO!だ。「MOJO」タイトルに偽り無し!アメリカン・ロックの重鎮、「TOM PETTY&THE HEARTBREAKERS」の新作はBLUES,
SWANP MUSICの香りがプンプンする大人のアルバムに仕上がった。聴き手を選ぶだろうが、それ系の音楽が好きな奴にはたまらない作品だと思う。
言っておくがここには「新しい音」など無い・・ミュージック・シーンを変えてしまう音楽でも無い・・
ただ、淡々と自分たちの好きな曲を演るバンドがいるだけだ。
だけど、何せ腕っこきのメンバーだもの、最高の演奏を聞かせてくれる。
しかし、トム・ぺティをはじめとしたバンドの面々を見てると嬉しくなる。歳を重ねて、年月を重ねてきた男たちにしか出せない「音」があるんだ。
さ、後の評価は購入したあなた方が下せばいい・・
俺は・・ラストの「GOOD ENOUGH」でちゃんと「昇天」しましたよ。
マイクキャンベルのギター炸裂!!
★★★★★
80年代からのファンです。
細々とした事は抜きにします。
昔からのファンは勿論、最近、気になるなあと思った通りすがり(?)的なファンも是非、聞いてみて下さい。
タイトルに書いたように、このギター、最高だなあ...って印象に残るアルバムであること請け合い。
それ以外の感想は人それぞれってことで。