【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:早川いくを/著 寺西晃/絵 出版社名:バジリコ 発行年月:2005年12月 関連キーワード:マタマタ ヘン ナ イキモノ またまた へん な いきもの、 バジリコ バジリコ 6954 ばじりこ ばじりこ 6954、 バジリコ バジリコ 6954 ばじりこ ばじりこ 6954 目から血を噴くトカゲ、凍結するカエル、ゾンビ化するカタツムリ・・・あの「へんないきもの」が更なる進化を遂げ、お茶の間を急襲する!天然色「いきものポスター」つき。 さては因果の玉スダレ-ツチボタル書記官の公平な執務-ヘビクイワシ血の気を失う最終兵器-ツノトカゲマグロと漁師の心をえぐる-ダルマザメ頭ブタないで-ツチブタ二人のために魚類はあるの-タイノエ期間限定の愛、そして命-ウミテング緑の森の赤い疑惑-セアカサラマンダー土星探査熱に輪をかけて-メタンアイスワーム心の影に潜む毒蜘蛛-ヒヨケムシ〔ほか〕
人間意外のへんないきもの大集合
★★★★☆
前作が大好評だったため、すぐ第2弾が企画されました。まだまだいますへんないきもの。
どうしてこんなにへんなのかと言われても、言われたほうが困ってしまうでしょう。
顔が笑える生き物も多いのですが文章も笑えます。家族みんなが笑えるへんな本です。
でも、やっぱり1巻のほうがより面白かったかなというのも本音。
世の中の不思議
★★★★☆
世の中には不思議な物がいっぱい!
知らない世界や生き物がたくさんあるんだな〜と実感できる本。
本に興味のない小学生男の子などにはうってつけかもしれません。
へんいき
★★★★★
へんないきものの、最初の版で、もう、これいがいに、へんないきものはいないのかと思っていたら、
「まだまだ」へんないきものがいることを知りました。
気持ち悪い、いやだ、という思いもあります。
なぜ、そういう形状になったのか、原因も知りたい気持ちになっています。
いくつかの視点を提示してくれています。
うんざり
★★☆☆☆
前作から相変わらずの緻密なイラストや、
独自の視点によるへんないきものたちの紹介はとても面白いのですが、
今回は、筆者による人類批判が多すぎてうんざりです。
「動物たちの世界はこんなに理想的、一方人類は……」という表現が多いのは、
筆者自身ですらこの書の中で認めています。
それでいて「動物も人間も同様に愚かだ」という論調もよく使われます。
あと今回は特に、筆者が勝手にイメージするところの
「自然大好き」「ペット大好き」系の人々が批判の標的となっています。
1項目を読み終えては次のページに進むたびに、
「また説教か……」「お、今度は説教じゃない」
と身構えてしまうのが残念でした。
絶滅危惧種であるとか、その程度の事実ならばそこまでは気にならない、
むしろ積極的に教えて欲しい事柄だったのですが。
『へんないきもののへんななまえ』という本文中のコーナーはとても面白く、
抱腹絶倒させてもらいました。
とりあえず、今後に期待します。
楽しみ方を間違えないように
★★★★★
この本(前作もそう)は厳密に生物を解説しようというスタンスで出来ていません。ですから、説明がふざけすぎとか、解説をもっと詳しくとかいった批判は的外れ。もともとそういう意図は無い。この本はいきもの達をネタにした優れたエッセイなのだ。とかく、筆者の痛烈な皮肉のこもった文章にはニヤリとさせられる。それでいて、その内容は深く、いろいろ考えさせられる。昔話とか文学作品とかいった様々なものと、いきもの達を関連づけるセンスも素晴らしい。また、へんないきもの達を鏡にして、一番へんないきものは人間だという事をつくづく感じさせる。また、この本の白眉はやはり最後の「絶滅恨み節」だろう。辛辣すぎるともいえる皮肉が炸裂しており、作者の怒りを感じる。かなりいろいろ考えさせられる。様々ないきもの達を見てきた後なので尚更だ。いきもの達は必死で生きている。それを滅ぼす資格が我々にあるわけがない。