こんなに面白い麻雀漫画になるとは思わなかった。
風越のキャプテン登場から先鋒戦終了まで、目が離せない。
面白すぎる。
打牌一つに明確な根拠があり、麻雀漫画として最高峰のシーンかもしれない。
なによりキャプテンが半端なく可愛いのが素晴らしい。

こちらは、だいぶタッチがだいぶ精細で、漫画ならではの良さが有ります。脚注も有って麻雀を知らない方にも分かりやすいです（例：※１『一向聴（イーシャンテン）』…あと一枚で聴牌（テンパイ）という状態。）

合宿の話が冒頭のカラーとこれからの回想でもあり、最初読んだ瞬間は
「それだけ!?」
と思いましたがよく考えたらそればっかりにするわけにもいきませんしね。

その本筋の方では全国出場を賭けた強豪校とその雀土の登場。
キャラ的に見ると誰も彼も(彼女も?)一癖も二癖もありそうなのばかりで。
だからか、決勝前の試合の面子が何だか影薄めというか印象にのこりにくいというか。

今巻終盤に登場の天江衣
他の雀土を
「下等生物」
呼ばわりって…
キャラ濃すぎ!

ペンギンの人形を持っていないと眠れないという和………か、かわいすぎる！！
お前はなんなんだ！といわれた時の咲のあたふた……いぇええい！
タコス！！優希！！タコスを！！うおおおおおおおぉぉぉ―――　　。
といった感じにキャラの良さは相変わらずです。
一瞬ですが行方不明になっていた咲を見つけた時の部長と須賀のやりとりも、考えれば考えるほどクククと笑ってしまいました。
個人的に風越女子のキャプテンさんも雰囲気やうち回しが好きになりました（笑）

麻雀の試合の方も「鳴きを入れることで流れを変える」「他家に安全牌を示す」など、
知っていることでも描写されるとやはりインパクトがあって楽しめます。
解説部分で伏線のような部分もあり、早くも大会後の展開を見据えているのかなと感じました。

今回の巻も楽しめました。が、学園ものでよくある「合宿」の部分を多少麻雀から離れてももう少したくさん描写して欲しかったなと感じたので☆4つです。

予選大会スタート。

１回戦における優希の強さはカッコいいわ〜
でもタコスがないとダメってなんだよそれ。

カバー取ったときの表紙と裏表紙の
優希の漫画が好き。
って、これ続くのかよ