「さくらんぼキッス」を動画サイトで見て一気にＫＯＴＯＫＯさんの虜になった私は、早速この作品を手に取りました。確かに他のレビュアーの方も言うように「頭の悪い曲」と謳われる楽曲が多数並んでいますが、それが最高の褒め言葉といわれるのも、きっとＫＯＴＯＫＯさんを始めとしたヴォーカリストの思い切りの良さが炸裂しているからでしょう。「Ｃｈａｎｇｅ　ｍｙ　Ｓｔｙｌｅ」のセリフ部分なんて、もう何度聴いても顔が自然とほころんでくるし、「恋愛ＣＨＵ！」のサウンドやヴォーカルの掛け合いには体の中からヘロヘロになってしまいます。そうかと思えば、詩月カオリさんの澄んだヴォーカルが冴え渡るスローナンバー「レモネード」、「Ｓｅｎｅｓｉｏ」が普遍的なアイドルソングの趣を見せていて、これはひとえに電波曲と差別しきられてしまうのが勿体無いほどの層の厚さ。
　最初は目当ての曲だけを聴いてたけど、一度全曲とおして流してからは、もう一曲とて捨て曲はないと心底思う今日この頃です。
　なお、普通のＣＤプレーヤーでちゃんと聴けますのでご安心を。

個人的にはIIの方が好きですが、こちらも昔のKOTOKOが聴けて最高です。

ボーカルで言うと、KOTOKOが9曲で、詩月カオリが5曲。
電波と言うよりかは、純粋に優れた珠玉のポップス集です。
IIを聴いた人やKOTOKOファンは必聴。

「さくらんぼキッス」とか聴くと、今のKOTOKOが残念でなりません。

LAMENTからKOTOKOさんにハマった私のSHORT CIRCUITの感想は、あまりのインパクトに
「こんなのKOTOKOじゃねーよ！」
と拒絶反応を起こしてしまい、しばらく放置していたのですが…
聴くにつれて脳味噌が心地よく腐っていくというか、最早これを聴かずして生きてゆけない
身体になってしまいました。
原作のPCゲーム等は一切遊んではいないのですが、今ではI'veを皮切りに電波ソングを買い漁る日々に。
皆さんも、中毒には十分注意しましょう。

電波る？
電波っとく？

とにかくI'VEはポップってどういうことなのかを凄く理解してますね。
ここまでポップに突き抜けて，突き抜けすぎて天井破りの音源は久し振り(笑)！

さくらんぼキッスは本当に殺傷力満点です(でも普通に良い曲ですよね)...！
最高かサイコかは是非ご自身の耳(というか五感)でご確認ください。

ご利用は計画的に。

最近ではアニソンを中心としてメジャーな存在となった北海道出身のアーティストグループ「Ｉ’ｖｅ」がまだまだインディーズの存在であった頃のアルバムである。
確かに「おねがいティーチャー」のイメージソング等で使用された曲などはあるものの、やはり同人誌的な音楽が多いという感じはする。
しかし、中には完成度の高い曲もあるので、この飽和状態にある最新の音楽の中で、ありふれたモノを聴きたくない人にはもってこいではないかと思う。またノリも良く、テンションの高い曲も多い。
それからジャケットは何か新しいアニメのサントラかと見間違えてしまうので、アニメ風なキャラクターを載せるのはどうかと思う。どうせならＩ’ｖｅのイメージとして反映させたいもの（もしかしてこのキャラがそうだったのかもしれないが…）をジャケットとして採用した方が良かったのではないだろうか。例えばアキバの風景の写真だとか、ＣＧで作った模様など…。しかしＫＯＴＯＫＯ，詩月カオリ、島みやえい子など実力の高いアーティスト達を輩出してきたＩ’ｖｅだけに、これからの発展を望まずにはいられない。