よく出来ている
★★★★★
宮本哲也氏主宰の塾生が、パズルだけで御三家をはじめとする難関中学に合格していることをTVが取り上げて、火がついたパズルブームに乗っかった本である。
ただし、驚くのは、受験研究社が出したという点。
受験研究社といえば、「自由自在」をはじめとする定番本の出版社というイメージが強く、
この本のような変化球的なものは出さないと思っていた。
そこで、本書だが、
さすが受験研究社が出しただけあって、
非常によく出来ている。
「算数のセンス」の定義を始め、親子で楽しめそうな仕上がりになっている。
問題の中には、有名難関中学の問題もあり、
もし出来た場合なんか、親としては合格したような気分になるだろう。
できれば、低学年のうちにやらせてみるといいだろう。
特に、就学前に、ブロックで遊ぶことの少ない女の子にはお薦めである。