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Sink 1 (バンブー・コミックス)

価格: ¥980
カテゴリ: コミック
ブランド:
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異様で異質 ★★★★★
この漫画を読んでいると、自分がゆっくりと泥沼に沈んでいくような気分になる。好きな本ではないのに、何度も読んでしまう。絵のタッチもそうだが、なんだか異様な作品。この作者の心の闇を垣間見れる。暗い暗い気持ちになっても大丈夫なかたはぜひ。
これで終わってたら・・・ ★★★☆☆
奇妙な話。
日常が崩れてゆく。
奇妙なオブジェ。
怖いですよ、結構。
でも。
2巻の展開が・・・

やばい作品。 ★★★★★
「Sink」を読んでふと考える。
「現実の中の非現実」という言葉がある。
しかし、ふと考えると、確固たる「現実」なんて非常に危ういものに思えてくる。
たまたま「今」「ここ」が、理解可能なだけで、そんなものすぐに消し飛んでしまうのではないか……。
実際に、地球を包む広大な宇宙は、非現実そのもののような気がする。

この作品は今のところ、日常的な風景が、少しずつバランスを失っていく様が描かれている。
ただ、淡々と。
それは、あまりにも不可解すぎて、「現実と非現実」どちら側に属しているのか、判断がつかない。

混乱する。

この作品は、どこへ向かっているのか?
続刊を最も待ち望む作品の一つである。

かなりヤバイ実験作 ★★★★☆
何を隠そう私はいがらしのファンだ。「ぼのぼの」はもちろん、シュールの殿堂、「BUGがでる」も大好きだ。
その私が星4つにとどめるのは、さすがに、このようなヤバイ作品を商業漫画として売るのはいかがなものか、と考えたからである。

同人漫画と異なり、一般大衆を相手とする漫画はいわば規格品であり、良くも悪くも一定の「品質」を要求される。内容別にカテゴライズされ、仕分けされて「よりお求め安く」なる。
この漫画はそのカテゴリーのどれにも入らない。

ホラーだと思う人は多いかもしれないが、少なくとも作者はホラーだと考えていないと思う。ホラー的な演出がなされていないからである。
大体、血も死体も出ない。かわりに古靴とかタイヤとかリンゴとさんまとかが出る。だから主人公の表情も「恐怖」よりも「困惑」の方が強い。

つまり、この作品にホラーであれ、シュールであれ、何かそういうカテゴライズできるものを期待して読むと、期待はずれということになると思う。
だから星4つ。

しかしこれはこの作品のレベルが低いことを意味するのではない。
カテゴライズを拒否することを作品自体のテーマとしているためである。

日常というカテゴライズに対して、存在そのもので対抗することがこの作品のテーマである。
何らの先入観なしで作品を読めばそれは簡単にわかるはずである。日用品で作られる日常にあり得ないオブジェが次々と登場するのだから。
だから、自分が先入観を持っていないと自信がある人にはお勧めできるが、そうでない人はちょっとやめといた方がいいと思う。

やっぱり星4つ。