もっと「下鴨アンティーク」を読み続けたい
★★★★★
大好きな「下鴨アンティーク」がこの巻で終わってしまうと思いますととても悲しいです。
最終巻となる、この「アリスの宝箱」は前巻までと異なり、「番外編」の感が強いですが、
やはり「下鴨アンティーク」の世界観に浸ることができました。
登場する人物は勿論、骨董・自然・動植物etc、全てが「想い」や「縁」により繋がる奇跡。
この愛おしい世界がまだまだ続いていって欲しいものです。
優しくて美しくて、どの時代であっても同じ雰囲気を醸し出していて、とにかくこのシリーズは
終わらせてほしくないし、読んでいない人にも是非読んで欲しいと思います。
表紙やイラストの美しさも、このシリーズにぴったりです。