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文章は接続詞で決まる (光文社新書)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:石黒圭/著 出版社名:光文社 シリーズ名:光文社新書 370 発行年月:2008年09月 関連キーワード:ブンシヨウ ワ セツゾクシ デ キマル コウブンシヤ シンシヨ 370 ぶんしよう わ せつぞくし で きまる こうぶんしや しんしよ 370、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271 多種多様な役割を知り、効果的に使い分けるには-接続詞使用のセンスを磨くための小辞典。 読者にわかりやすく、印象に残るような文章を書きたい。その気持ちは、プロの作家であろうと、アマチュアの物書きであろうと変わりません。でも、そのためには、どこから手をつけたらよいのでしょうか。プロの作家は、接続詞から考えます。接続詞が、読者の理解や印象にとくに強い影響を及ぼすことを経験的に知っているからです。(中略)本書では、総論、各論、
接続詞の“論理”と“思想” ★★★★★
文章法の本は多数あり、それぞれに特徴もよさもあるのだろうが、本書はことばの真の意味での実用性と思想性を併せ持った好著であり、読んでいて心地よいうえに、<読む・書く・話す>といった言語行為全般において極めて有用な1冊である。つまりは、人間の“生”全般に有用な書物ということが出来るのだ。

日本語は母語であるがゆえに、その文章は「外国語であるかのごとく読まなければならない」という、評者年来の思いを一層強くした。本書は「よく読むための」指南書でもあろうと思う。
読む技法を説いたものでは、浜田文雅のものが優れたものであったが、これはパラグラフ・リーディングというものであり、本書は句、節(パラグラフ)、文章、書物が成り立つ構造を、「接続詞」の思想的営為を明らかにすることによって説くものである。

しかも、文章表現技法の研究者である著者は、センテンスやパラグラフを連結規定する接続詞に着目し、表現としての接続詞の機能まで解き明かす。これは目覚しいものだ!!
井上ひさしが引用している漱石の『坊ちゃん』のエンディングの一節を引いているが、これまた改めて読むと胸が痛くなるほどの感動を呼び起こすのである。読者はすぐにもこの一節に当たられたい!!! 
用法・容量を守って正しく使いたい ★★★★★
「プロの作家は、接続詞から考えます」。
皆さんは、いかがでしょうか?

まとまった文章を書く場合、まず、文章のアウトライン(ストーリー)を
書き出します。その際、各章・段落の論理関係を明確にする必要があります。
そこで、接続詞の出番です。接続詞から考えるか、接続詞を後から足すかは
お任せしますが、書き手としてストーリーを考える上で接続詞が役に立ちます。

また、文頭に位置する接続詞には、後続文脈の展開を予告する働きがあります。
このため、読み手として文章を理解する上で接続詞が役に立ちます。

ただし、接続詞は「ないのが普通、あるのが特別」とのこと。
用法・容量を守って正しく使いたいですね。
接続詞を「あじわう」本 ★★★☆☆
 接続詞に特化した文章読本は、おそらく初めてでしょう。
接続詞を体系的に整理した内容は大変よくまとまっていると思います。
にもかかわらず★を二つ減らした理由は以下のとおりです。

 著者は序章で「接続詞使用の勘どころについて、身につけていただくことを目指します。」
と書いています。しかし私にとって本書は、勘どころが身につくというよりも、接続詞の効果をあじわう内容だと感じました。接続詞に着目して、文芸作品のニュアンスを楽しんだり、新聞記事の論理性を確かめたりするのがおもな内容です。この本を読んでも、接続詞の用い方が上手くなるという感触は得られませんでした。

 もうひとつ気になったのは、例文として、文芸作品と新聞記事の両方をあげていることです。楽しみの文章(文芸)とビジネスの文章(新聞)では、接続詞の取り扱いが異なります。
どちらかひとつに絞ったほうが、分かりやすくて特色のある内容になったのはないでしょうか。
一文を短くするための必読書 ★★★★☆
文章をわかりやすくするには、「一つの文章を短くすることが大事」と言われています。でも、長い文章を二つや三つに分けた場合、前後の文章がうまくつながらないときってありますよね。

どうすれば「一つの分を短くできるのだろうか?」「スムーズに前後の文をつなげられるのだろうか?」と考えたときに、この本に出会いました。

この本は、体系的に展開されていて、とてもわかりやすい本です。私は、どの接続詞を使うかどうか、迷ったときに辞書的に使うこともあります。
たとえば、「『ですから』が連続して使われているので、違うものに変えたい!」と思ったときに調べて、同じ系列の「したがって」や「そのため」が候補として出てくる。こんな感じで使います。

気になる点は、左右の紙面に文字がびっしり入りすぎていて、真ん中(前ページの最後の行と次ページの最初の行)の文字が読みにくいことでしょうか。
これさえなければ、星五つですね。
自分の文章を,振り返るきっかけに。 ★★★★★
 永らく文章を書いていると,善くも悪くも,しばし
ば自分なりの解釈で言葉を選ぶようになってくる訳で
すが,接続詞は,文末の言葉遣いと並んで,そのよう
な偏りを最も顕著に表しているように思います。本書
は,それぞれの接続詞が持つ役割と意味合い,それか
ら雰囲気を,平易に的確に,解説してくれます。

 黙々とキーボードを叩く毎日からちょっとだけ距離
を取って,自分の文章が読み手にどう伝わっているの
かを考えてみる,そんなきっかけを,本書は提供して
くれるかも知れません。

 読み手に優しい文章を,まずは接続詞から。