「教師も色々あるわけで」の２巻目ですね。
真面目で熱血教師なのになんだかおバカな古森先生と、全てが完璧だけど古森の前では性急過ぎて空回り気味の多岐川先生とのほのぼのラブコメです。
この２人ラブラブ度がかなり高くなってます！なぜかと言うとそれは読んでからのお楽しみということで。
２巻目とはいえ、面白さは格段に上がってますね。大和先生得意のチビッ子キャラがいっぱいの生徒達と、古森先生との掛け合いがなんともいえず面白くてほのぼのとしています。
そして、一番のみどころの古森先生と多岐川先生との進展もとてもいい感じ！多岐川先生の飢えてる様子が楽しめるので(笑)、程よい焦らしも満足でした。
今回もゲイとノンケの恋愛の悩みや、２人の秘密がバレないかということや、目指す教育方針などの悩みがストーリーに厚みをもたせていて、恋愛だけにならないストーリー展開はやっぱりさすがだなと思います。
最後に短編が１つ入ってます。リーマンものです。禁煙しようとした主人公が、なぜか先輩に監禁されちゃう不思議なストーリーでした。

ずっと楽しみにしていた2巻がやっと出ました！

攻めの多岐川先生（表紙絵の右側）はますます魅力的に♪
受けの古森先生と子供たちとのやりとりは相変わらず楽しく♪

俳優なみの甘〜い顔をした優しい多岐川先生が、
嫉妬に狂った表情を見せたり我慢できず発情したりと
思いっきり人間臭さを発揮します。そのギャップがたまりません。

おっかない井吹先生が新登場してから二人の仲にさざ波がたちます。
でも試練を乗り越えて、最後には、、、
ええ、ええ、それはもうイチャイチャしてます。
最強のラブラブ・バカップル、ここに誕生！

これが最終巻なのかどうか知らないのですが、
仮にそうだとしても十分納得できたし大満足！
と思うくらい、きれいにまとまった結末です。
あ、でも井吹先生をメインにした話も読みたいな。

第二巻は多岐川×古森の更なる進展がメインストーリー。
今まで明朗快活タイプだった多岐川が本性？を現して結構毒舌吐いたり自棄になるところが人間じみてて（人間なんですが）可愛かったです。

そしてもう一人、かなり光っていたのが何と脇キャラの井吹先生。
元超ヤンキーだったという過去を持つ井吹の教育方針や先生になったきっかけなど、ＢＬにあるまじき人間ドラマで真面目に感動して読んでしまいました(笑)
是非次は井吹と藤田を発展させて描いていただきたい、そんな前兆がつまっていました。

四コマ漫画もショート描き下ろしもありで既に雑誌で読んでおられる方でもプラスアルファで買う価値はあるかと思います。

抱き合わせの変態モノ短編「ああもう帰れない」は、かなり受けがエロいわ、攻めは変態じみてるけど妙に素直で可愛いわ、実はタイトル作品よりかなりおススメ作品。
可愛い無垢な男が煙草を吸ったりするギャップ萌えもがっつりあって、これは絶対読まなきゃ損！