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演劇論の変貌―今日の演劇をどうとらえるか (叢書演劇論の現在)

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 論創社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:毛利三弥/編 出版社名:論創社 シリーズ名:叢書〈演劇論の現在〉 発行年月:2007年11月 関連キーワード:エンゲキロン ノ ヘンボウ コンニチ ノ エンゲキ オ ドウ トラエルカ ソウシヨ エンゲキロン ノ ゲンザイ えんげきろん の へんぼう こんにち の えんげき お どう とらえるか そうしよ えんげきろん の げんざい、 ロンソウシヤ ロンソウシヤ 9249 ろんそうしや ろんそうしや 9249、 ロンソウシヤ ロンソウシヤ 9249 ろんそうしや ろんそうしや 9249 世界を代表する演劇研究者たちが演劇の過去、現在、そして未来へと続く展望を集中的に論じた評論集の刊行。演劇研究の最前線が集約される。 序 演劇論の変貌-二十世紀から二十一世紀に向けて1 演劇研究の新しい状況3 センス(意味)とセンセイション(感覚)-演劇の記号論的次元とパフォーマティヴな次元の相互作用3 文化から越境文化へ-インターカルチ
贈り物ですが ★★★★☆
姉の子供が高校で演劇をやっているということで、贈り物として贈りました。役に立っているのか否かはわかりませんが、何とか読んでいるようです。何かの参考になればと思います。
まさに21世紀現在の多様な演劇論を提示! ★★★★★
編集者の毛利三彌氏の丁寧な概要に続き、現代演劇理論の先端の研究者による新しい演劇研究の論は非常に読み応えがあった。

演劇理論がパフォーマンス・スターディーズを含め人間のあらゆる領域に至っていること、また人間のあらゆる文化活動がパフォーマンスの範疇にあることなど、示唆的だった。個人的に面白く読んだのはジョゼット・フェラールの文化から越境文化へである。カナダ・ケベック州の大学教員の彼女は国際演劇学会の会長をされていた女性、インドでもヘルシンキでもお会いしたことがあるが、インドで開催された学会のパーティでケベックは独立を断念したとの発言が印象に残っている。彼女の論にはかのインドの著名なバルーチャの言葉が何度か引用されている。異文化接触のモデルになるのは何か?「すべての類の境界を横切るもの、つまり国々の間や国の中の境界、ジャンル、メディア、テクノロジー、学問などの境界をクロスする、高揚した自覚的な共同作業」ーーそして蜷川幸雄や鈴木忠志、またオン・ケンセンもその事例として紹介されている。
 
他ジャネール・ライネルトの「ここ数年のパフォーマンス・スタディース」も良かった。また演劇的イヴェントの拡大概念としてのダブリンの事例も非常に参考になった。文化的コンテキスト、パフォーマンス理論、越境、異文化接触、演劇的遊戯性などなど、今を生きる場と空間の芸能や演劇や社会現象総体に応用できる演劇理論だと考える。特に文化的コンテキストは演劇理論上不可欠だということを再認識させてくれた。またパフォーマンス理論の奥の深さと広さも社会を世界を見る視座として有益である。演劇や芸能を社会的・文化的コンテキストの中で深く見据えたい方にお勧めしたい!