FLOWのファンですが、結構キツメの評価をしてきた自分でも単純にこのアルバムは良いと思いました。
他の方のレビューにありますが、『最初から最後までが1つの曲』みたいな事をDVDの方でFLOW本人達が語っています。ただ、自分はそんな難しい事を考えずに聞いてるけど、素晴らしい作品だと思う。あんまり肩肘はらずに聴けばいいんじゃない?だってFLOWなんだよ(笑)いい意味でね。

これまでFLOWの音楽はデビュー当時からスゴク変化してきてたけど、このアルバムはさらに変化したんじゃないかと思う。4曲目の『UNION』14曲目の『TO-O-KU-E』などがお気に入りだけど、壮大な感じの曲を作るようになったなぁと。

DVDもこれまでよりバラエティに富んだ内容になってるし、相変わらずの、メンバーによる副音声もあるし、スゴク楽しめる1枚だと思う。

一枚目のアルバム「GAME」以来のファンですが、このアルバムには度肝を抜かれました。このアルバムは、まず通しで聞くことをお勧めします。なぜかは他の方がおっしゃっているように物語構成になっているので通しで聞いた方がよりこのアルバムを楽しめるからです。個人的にはFLOWのサイトのブログでメンバーが語っているセルフライナーノートを読みながら聞くのもまた一興だと思います。

とにかく、今回のアルバムはヤバいです
ぜひ、一度聞いてみてください

やばいという言葉はあまり好きではないどですが
ここではあえて使いたいと思います。

「このアルバムやばい！　とにかくやばい！」

今までのFLOWのアルバムの中で一番よいのではないのでは？
しかもこのアルバムイギリス・ドイツ・フランスなどヨーロッパ43カ国
で発売されるそうですしここからFLOWの人気も爆発してほしいです。

一曲一曲しっかりしたカラーのある曲なのだけれど
それぞれ繋がっている感じがして、１５曲で１曲なのだと思いました。
コンセプトアルバムというよりも僕の感じでは
映画を見ているような感じがしました。
オープニングとエンディングがあり途中には物語の転換があって
アルバムにストーリー性を強く感じました。

アルバムという特性を１２０％生かしていると思います。

歌詞もサウンドも奥が深く
FLOWがまた一段と成長したのだと思いました。
『生と死』、『宇宙』、『世界、『人間』、『戦争』
そういうものを曲にできるってすごいことだと思います。
FLOWも良い意味で年を取ったという事だとでしょう。

初回特典も期待通り充実しています。
購入しても絶対に損はしないと思います。

FLOWの今までの作品の中で一番よいのでは？
そう思いました。しかもこのアルバムは世界43カ国にもリリースされるらしい。日本にはこんなカッコいいバンドがあるんだぞと知ってもらえるいいチャンス♪本当良盤です。

とにかくやばい！！
コンセプトアルバムということで
インストから入り、エンドロールで終わる
というようなロックオペラ的な面がある一枚。

『えっ？これFLOW！？』

と思わず疑いたくなってしまうほど
今までのFLOWとはひと味もふた味も違います

新しいFLOWというよりは今までいろんな新しいことに
挑戦し続けたFLOWの結果が今回のアルバムで
まとまりつつあるのかなと思います。
いままでやってきたFLOWらしさ
新しいことに挑み続けた結果のFLOWらしさ
それらが一つ一つ積み重なって
うまく融合した結果がこの『MICROCOSM』
というアルバムだと思います。

一曲一音にこだわりがあって
曲と曲のつながりにまで
こだわりつづけた作品。

聴くたびに突き詰めてまた新しい『MICROCOSM』
の形が見えてくる、そんなアルバムです。

とにかくやばい！！！
それしか表現がでないです。

もちろん初回版のDVDも期待を裏切りません

『そーいえば最近FLOWの曲きいてないな・・・』
なんて方に是非おすすめしたい一枚です。

世界の縮図としての人間＝小宇宙への旅

を是非聴いてもらいたいと思います。