今年の夏ウィーンのシュテファン大聖堂に行ってきて、
思い出を辿り、たまたま目にした動画からこのライブのことを知りました。
シュテンファンは荘厳な大聖堂でしたが、ライブでの変わり様にはびっくり。
サラの歌声、大聖堂、演出、オ―ケストラ、バンドのコラボは圧巻としか言いようがありません。
ウィーンの観客のみなさんの穏やかな雰囲気も良いですね。
画質はブルーレイじゃないのに割と高密度なタイプのもので、液晶画面でも見劣りはしませんでした。
ただ、サラ初心者の一個人的意見を言えば「彼女のクラッシックものの方が好きです」。
もう少しクラッシックのセットリストの割合が多いと良いかなと…星４つ。

このＤＶＤを購入して1年経ちますが、映像音響をトータルで評価した場合、これを上回る作品はまだ出会えていません。デュエットの相方も実力派ぞろいで、サラの歌声を引き立てます。私の7.1chシステムで視聴すると、特にメイン音声とサラウンドSPの振り分けチューニングが素晴らしいと思います。ただ残念なのは素晴らしい映像なんですがＤＶＤなので私の８０インチプロジェクター投射ですと会場の教会内の装飾が粗くなってしまうことです。最新のブルーレイソフトであれば完璧でしたがそれはこの次の楽しみとします。

サラブライトまさしく歌唱力、演出どれをとっても日常の世界と掛け離れて、素晴らしいものがあり、生きてる者の心に直接訴える、世界でも数少ない人と確証してます、この一枚のDVDにその姿が見れる物で、サラブライトマンも50才の歳として、気品のある方になられて、うれしく思います、是非まだ見てない方は、お金で買えない、この至福の時を鑑賞してください、自分自身ともなにか、向き会えるかもしれません、まさに、天使の歌声です

ウィーンの教会で行われたコンサート。レーザー光線をばしばし使った演出とクレーンも多用したカメラワークの物凄さ。
サラが登場するシーンは、ピエ・イエスを歌いあげ、崇高さもただよい荘厳だった。
サラは、体をギリギリまでストイックにしぼりあげたであろう、コルセットとビスチェ風のドレス。赤と白と黒の三色のシンプルな三枚のドレスを美しく着こなした。
共演した男性歌手の中で良かったのは、アレッサンドロ・サフィーナとクリス・トンプソン。
アレッサンドロは、ジョージ・クルーニーばりのルックス。声も素晴らしく「大いなる世界」は圧巻。クリスとデュエットした、「オペラ座の怪人」は、サラとクリスが、教会の高い位置で、観客達を見降ろして歌いあげる。劇的な効果が生み出され、迫力があった。
もちろん、彼女の大ヒット曲「Ｔｉｍｅ　ｔｏ　ｓａｙ　ＧＯＯＤ　ＢＹＥ」も素晴らしかった。

神々しさに溢れたコンサートである。終始、ヨーロッパの文化が漂ってくる。
サラの一挙手一同からも目は離せないが、各曲の細部に渡って指揮者、伴奏者、収録者、聴衆等が、一体となって繰り広げられている。
人が生きていく上で、歌は必要なのだ。いい歌が必要なのだと、あらためて思わされる。
「タイム・テュー・セイ・グッバイ」を始め、この人が歌うと本当に良く似合う曲がいくつもある。「アベ・マリア」はマリアの化身のようでさえある。
サラの甘いソプラノは透き通っていて、心地よい。これからも長く歌い続けて欲しい。

音楽大好きな私が求めていた曲に出会えてとても感動しました。