インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ユリイカ 2017年10月臨時増刊号 総特集◎蓮實重彦

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 青土社
Amazon.co.jpで確認
文学者、映画評論家、批評家、そして小説家…あまりにも巨きな蓮實重彥の仕事に挑む。

目次*
■ロングインタビュー
「そんなことできるの?」と誰かに言われたら「今度やります」と答えればいいのです 蓮實重彦 聞き手・構成=入江哲朗

■随想
蓮實重彦さんと私 天沢退二郎
蓮實重彦への手紙 ジョナサン・ローゼンバウム 訳=堀 潤之
決定的瞬間の数々 ジャン=ピエール・リモザン 訳=堀 潤之

■「テクスト的な現実」の饗宴
「庭は斜面になっている」――蓮實重彦に――フローベール、散文、ヴィジョンそして空間 ジャック・ネーフ 訳=工藤庸子
人はいかにして「テクスト」になるのか?――『「ボヴァリー夫人」論』の一側面 渡部直己
『「ボヴァリー夫人」論』フランス紹介を終えて 大鐘敦子
蓮實重彦は写真を回避する 鈴木一誌
「凡庸さ」とその分身たち――蓮實重彦『凡庸な芸術家の肖像』覚え書き 王寺賢太

■座談会
蓮實重彦と映画の誘惑――〈事件の現場〉から 黒沢 清 万田邦敏 青山真治

■蓮實重彦を回遊する
若き日――蓮實先生の思い出 周防正行
映画と手と指先をめぐる記憶 塩田明彦
「映画原体験」としての蓮實ゼミ 中田秀夫
一九八三年の蓮實ゼミ 市山尚三
Don't you remember, Sheanny ? 堀 禎一
蓮實重彦、映画館。 佐藤雄一
極私的蓮實遭遇体験 山本 均
蓮實さんのこと 渥美喜子

■映画論=批評論
蓮實重彦を讃えて ドミニク・パイーニ 訳=堀 潤之
回帰する蓮實重彦 マルコ・ミューラー 訳=二宮大輔
女こどもの闘争――蓮實重彦の映画批評における観客性について 木下千花
蓮實重彦/ 峻厳な切断 舩橋 淳
「革命」の映画論――蓮實重彦のゴダール論をめぐって 堀 潤之
「歴史的/メディア論的転回」の帰趨をめぐって――「ポストメディウム的状況」と蓮實重彦 渡邉大輔
忘却の人、蓮實重彦――見ることの二つの罠について 三輪健太朗
野球と映画――蓮實重彦における「説話論的な構造」と「主題論的な体系」 數藤友亮

■再録
エドゥワール・デュ・コペェ氏の行動の記録 蓮實重彦

■魅せられて
『伯爵夫人』のきもちよさ 川上弘美
いかなる書き手も、一文一文が連なる小説の単線的(リニア)な構造から逃れることはできない 磯﨑憲一郎

■「蓮實重彦」を読む
「 」の余白に 丹生谷貴志
人生の幻影――蓮實重彦とデジタル・プンクトゥム 城殿智行
博士(号へ)の異常な愛情 大杉重男
慎重そして… 前田 塁
批評と歴史意識――蓮實重彦における政治と文学 梶尾文武
新開(ブランク)と歴史 蓮實重彦の「社会」をめぐって 石川義正

■アンケート
教師・蓮實重彦 石橋今日美 伊藤洋司 岡田秀則 葛生 賢 榑沼範久 篠儀直子 竹峰義和 中条省平 土田 環 常石史子 豊島圭介 根本美作子 堀家敬嗣 宮本大人 劉 文兵

■フィクションは運動する
凡庸さとありきたりなもの 金澤忠信
理論のフィクション性、あるいは、「デリダ派」蓮實重彦 郷原佳以
存在・固有名・物語 福嶋亮大
重層批評宣言――物語論からフィクション論へ 中沢忠之

■蓮實重彦のために
平成生まれの読者のための蓮實重彦ブックガイド 三浦哲哉+入江哲朗