タイトルに興味を持ち、つい買ってしまったが、内容を読んでみてガッカリである。
まず、文章の書き方がなっていない、ＦＲＩＤＡＹの関係者かもしれないが、もう少し勉強した方が良いのでは。
また、内容も古くて、せめてここ１〜２年以内の現状を知りたいし、それに、今後の動向としては、どうなって行くかを
多くの読者は求めており、少しでも得になる情報を欲しているのに・・・・・

雑誌のライターが書く風俗の裏側レポート

なにがすごいかというと、妥協もなく真摯に「体験」しつづけているのがすごいです。
内容は１９９８年から２００２年ぐらいまでに風俗を実際に体験し真摯に扱っています。
１つの課題につき２０ページも割いていますので、かなり突っ込んだ内容です。
しかも風俗よりでもなく、さりとて逆よりでもなくあくまでジャーナリストとして
社会を切り込んで行こうという姿勢が潔いです。

だまされてもだまされてもしつこく裏ビデオを買い続ける。出会い系サイトでは
締め切りぎりぎりまでしつこく本物を探し続ける。「体験」を通した
批評はなかなかできるものでは無いと思いました。

少し古い話になりつつあるこの本ですが、こんなにも世の中が動きつつあるのが
感じられる本です。ジャーナリズムを感じるこの本は手放しではありませんが
お勧めだと思います

裏ビデオのところ、すごい笑えました。
もうちょっと具体的なところも書いてほしかったけど、大人の事情で書けないこともあるんだろうなぁ、などと思ったところです。

世の中キレイゴトだけではない。
キレイゴトではないことを知って生きるのと知らないで生きるのでは、見える景色も違うでしょう。

読む必要はない本なのかもしれないけど、ぜひ読んでほしい本。

FRIDAY　SPESALに連載された記事に、後記を加えてまとめられたものです。この作品は、何と言っても企画ですね。これが、つぼに嵌っています。フライデーならではの企画と言えるかもしれません。夕刊紙や週刊誌、チラシなどでいかがわしくも艶かしい３行広告。気になるのですが、リスクも高そうです。本当は、どうなんだろう。誰か一回いってみてくれたら、という思いを叶えてくれました。やっぱり、そうかと思えるのは、通販でした。いろんな風俗がありますが、絶えることのない男の欲望が生み出した世界なのでしょうね。