企業のトップが研修に通うほど、リーダーシップや説得力をもたらすのに「声」は重要視されています。できる政治家や経営者、ビジネスパーソンはいま、「声」を鍛えているのをご存知でしょうか。

デューク大学が行なった792人のＣＥＯを対象にした調査で、低音を持つ男性はそうでない人と比べて、より多く稼ぎ、長い間、トップの座を守っているという結果が得られました。また、メラビアンの法則による、視覚情報（見た目やジェスチャーなど）は55％、聴覚情報（声など）は38％、言語情報は７％というデータからみても、声の影響は決して無視できないことが分かります。

たいしたことを言っていないのに、妙に説得力があると錯覚してしまうのはこのため。反対に良いことを言っているのに、たいして伝わらないのは「声」の問題なのです。
そこに注目した企業からの研修が後を絶ちません。なぜなら、性格や習慣化された仕事の進め方は簡単に変えられませんが、声は簡単に変えられるからです。そして、声が変わるだけで、仕事の成果が変わることが実証されているからです。
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