実験計画法というと営業・事務系にはなじみがないが、いかに有効な分析手法なのか、この本を読めばわかる。
そしてExcelという一般的なソフトを使って、簡単に分析できることもわかる。
ぜひ多くの営業・マーケティング担当者が、このような手法を身につけるべきだと思う。
事例もわかりやすく、難解なものはない。
直行表について、もう少し説明があるとよかったと思う。

営業・企画・マーケティングと表題があるように、いわゆる事務屋でも統計的な分析が出来る様にやさしく・丁寧に書かれてある。　理論をあまり理解していない私に様な技術屋にとっても「なるほど　そうだったのか」と思える本です。　Ｅｘｃｅｌをベースに書かれていることもこの本の魅力かと思います。

アンケートをつくった経験のない人は今やいないと思いますが、以外とその後が使いこなせてないと思いませんか？これからアンケートをとる人、実施はしたけどイマイチアクションがおこせないままの方は、一読オススメします。数字に語ることをさせればピカ一の上田さん監修の今回この本は日ごろ数字を扱いなれてない方（営業、販売等の方）にもわかりやすい指南書になると思います。本文、P5のアドインのところなどExcel利用していたのに、知らなかった！なんて目からウロコものかも？？Excelの中級も習得できるし読むのではなくPC片手に使うつもりで読んでいくとお休みの一日で読破できました。個人的にはこの感じの第二弾で、コンジョイント分析をメインのものを期待しています。

みなさん思われていると思いますが、マーケティング分野に実験計画法が使えるなんて、考えたこともありませんでした！！しかも、解析はExcelで簡単にできるなんて。SPSSを使っていますがExcelでもやってみると、簡単なのですね。びっくり。もし可能なら、同じような感じで、コンジョイント分析の解説書も出版されるとうれしいです。

どうしても実験計画法というと理系＋工場などのイメージがつきますが、統計学を体系的に学んでこなかった文系出身営業マン、マーケティング部門の方でも容易に入けると思いました。特に専門の高い統計ソフトを購入しなくても２元配置の分散分析をエクセルで行なえることが初学者にはありがたいです。難しい理論はおいておいて、まずは業務で使いこなしていくという（理屈に興味を持ってから難しい理論は勉強する）、より実践に重きをおいた姿勢に感謝です。無償で提供されている「anova17」もこれから便利に活用させてもらいます！