教えるテクニック満載
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教えることに関して、かなり実践的な内容が
述べられています。「教える」というのは、
「伝える」の最上級系だと私は思っていますが、
自分自身を振り返ると、自分の伝えたい内容が
相手に伝わっているか、かなり心もとないです。
質問がないかどうかの聞きだし方や、
良い点→悪い点でフィードバックしていく、など
銘記しておくべき点が多かったです。
セミナープロデューサーの著者だけあって、
伝え方や教え方は非常にウマい(文章も読みやすく、
わかりやすい)ので、そういった意味でも
見習うべきことの多い本です。
即実践活用できます。
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大切だということをみんなわかっていながら、なかなかできない「教える」こと。この本は、その「教える」の重要さを再認識させてくれるとともに、グループ力をつける大切さについてもわかりやすく書いています。そういえば、「コーチング」はブームもあったせいか解説本は山のようにあるけど、「ティーチング」についてはあまり語られていなかったのかも。この本は「ティーチング」について、具体的かつ分かりやすく説明してくれます。その中でも、部下のタイプ別の教え方は非常にためになりました。即実践活用できます。
お客さんとの交渉にも
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一応部下への教育用として書かれているものであるが、これはお客さん向けにも使えるものである。
特に、長年付き合っていく必要のある業種では、これは最適である。
忙しくてセミナーに通えないような人でも、さらっと読めます。
人を成長させ、動いてもらうための武器。
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本書の目的は、部下を教えるという行為を単なる作業として捉えるだけではなく、
部下のタイプに合わせ効果的に教える技術を磨き、部下のモチベーションを
アップさせて「自信」と「やる気」を引き出し、そして「一人前」に育てることで、
自分の仕事への協力者を増やし、仕事をうまく回そう、というところにあります。
そのような前提の下に、内容としては、「教える」ことによる自分と組織の成長、
「一人前」に育てる教え方の基本、部下の「自信」と「やる気」を引き出す教え方、
部下の「タイプ別」の教え方、「多くの部下」をレベルアップさせる教え方、
が各章に割り当てられています。
各章には10〜15ほどの教え方のポイントがあり、そのポイント毎に、例えば
「部下が実行する際には、一切口をださない」などの見出しとともに、
3〜5ページ程度で背景とすべきこと、事例が簡潔に紹介され、重要な部分は
太字で強調されています。そして、各項の最後には再度ポイントが提示されており、
教える際に行動すべきことが一目瞭然で判るようになっています。
また、章末にその章のまとめが見開きで簡潔に箇条書きにまとめられているので、
これらを書き留めておけば、教え方に迷ったときなどに、都度参照しながら活用し、
修正を図っていけるものと考えます。
傑作。コーチング本のようでいて自己啓発本
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話題になっていた本書を、書店の売り上げランキングから
消えかけた今頃になって、読みました。
もう十分、売れているようなので、無理に持ち上げる必要は
ないですね。笑
感想だけレビューとして残しておきます。
正直、ビジネス書として傑作のひとつだと思いました。
文字も大きく、サクサクと読めるのに、数ページに
1回くらい、何かのヒントに出くわして読むのが止まる。
そんなビジネス書。
コーチング関連の本のようでいて、実は、自己啓発的
な要素が多いです。