野菜は小さい方を選びなさい Forest2545新書
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■2万人のフォロワーの共感を呼ぶ著者が明かす、
誰も知らなかった野菜の常識とは――
あなたは、次の理由で野菜を選んでいませんか?
だとしたら、あなたの野菜選びは間違っています。
・JASマークが付いている
・有機栽培と表示がある
・無農薬だったら安心
・有機野菜だから安全
・オーガニックは栄養がある
・大きい野菜の方がお得
・色の濃い野菜は栄養価が高い
・みずみずしさは新鮮さの証
・甘味がつよいのは美味しい証拠
・形や大きさが揃っているもの
オーガニックや無農薬、有機栽培の野菜だったら、
「安全で信頼できて美味しい」と思っていませんか?
「化学肥料じゃなくて有機肥料だったら安全」
そんなふうに思っていませんか?
そんなことはまったくありません。
オーガニックや有機栽培の表示の基準は
実に曖昧であり、農薬や化学肥料を使った野菜でも、
オーガニックと表記する場合があります。
有機栽培やオーガニックは、
イコール無農薬と思い込んでいる人も多いと思いますが、
それはかんちがいなのです。
また、「化学肥料ではなく有機肥料であれば安全」
というのも間違っています。
どう作られた有機肥料なのかが、ポイントになります。
そのことを知っている消費者はまずいません。
そもそも、手つかずの自然のなかで、
植物は、肥料を与えられながら育っているでしょうか?
「自然のなかでも動物たちの糞や死骸が植物の生長を助けている」
と考えることはできます。
では、田畑に撒かれる動物由来の有機肥料の量は、
自然のそれと比べて、適切でしょうか?
人間の手が入れば入るだけ、
土のミネラルバランスは壊れていきます。
バランスが壊れるから、
農薬が必要になり、肥料が必要になります。
「無農薬無肥料」で作られた野菜を食べる。
それが、最も健康で安全な選択です。
■「スーパーで安全な野菜を見分ける方法」
「信頼できる野菜の入手方法」がわかる!
無肥料無農薬の野菜は、
自然栽培や自然農とも言われ、
そのよさが徐々に広まっていますが、
まだまだ手に入りにくいものです。
生産者と直接つながって、
購入することがベストですが、
スーパーなどで買わざるを得ないことも多々あるでしょう。
そこで、本書では、消費者のみなさんが、
スーパーなどで簡単にチェックできる、
安全な野菜の見分け方をまとめています。
ぜひ、あなたの暮らしに取り入れて、
美味しく健康な食事を楽しんでください。