人類総プログラマー化計画~誰でもプログラミングできる世界を目指して~
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(概要)
プログラミングの進化の歴史は、プログラミングという行為そのものを簡単にしていくという歴史でした。
かつては大学教授や研究者などが行っていたプログラミングが、今やごく簡単な講習を受けるだけで誰でも作れるものになっています。いずれ、目覚まし時計を設定するのと同じくらい簡単にプログラミングを行うことができるようになるでしょう。
とはいえ、まだまだそうした世界と今の世界には開きがあります。
そして私は決めました。
プログラミングを誰にでも簡単にできるようにする。
その最後の数ステップを埋めてみようと。
(「はじめに」より抜粋)
パーソナルコンピュータの父、アラン・ケイに憧れる筆者が、一生のさまざまな段階に応じたプログラミングができる端末を目指し、コンピュータの再発明に挑む!
(目次)
はじめに
目次
序章 旅の始まり
第一章 enchant.jsの誕生
英語公用語化ではない、海外進出への作戦
不思議な学生
もう一人の天才
enchant.js
ミドルウェアの兵站戦略
サンフランシスコ
プログラミングほど素晴らしい遊びはない
プログラマをヒーローにする
テキサス州オースチン
悲劇
震災後の東京
第二章 ARC誕生
オープンスペースの難しさ
事業と教育
水滴と川
一億総プログラマ国家計画
「give mac」キャンペーン
コンテスト・ドリブン・プロジェクト
ゲームプログラマの高校野球
enchant.jsと9leap
「勝負できる舞台が欲しかった」
第三章 道具への渇望
マルチタッチへの憧憬
5年後の携帯電話
ダブルエージェント
戦略情報グループ
グッバイ・キーボード
窮地
レジスタンス
資金調達
ロンドンのデザイナー
特撮監督
サマーウォーズ
Nendo
第四章 すべての人がプログラマになるために
レーサーミニ四駆を作った男
電通マンにプログラミングを教える
東大生にプログラミングを教える
BASIC
仕様書を書くようにプログラミングする
前田ブロックの誕生
第五章 GARUDAプロジェクト
次世代の紙を目指す。しかし障害が……
タブレットを調達できないか
偶然の出会い
カッコいいモノをどうやって作るか
チーフ・ビジョナリー・オフィサー
手書きとプログラミングの融合
ここまでワケのわからないものをどう作り、どう売るのか
猛反発
現場
批判、嘲り、危機
International CES
クビになるかもしれない
ピンチに次ぐピンチ、そして予約受付開始
第六章 深セン炎上
契約違反
チェーン・リアクション
苦闘
ソフトウェア開発チームとの溝
第七章 別離
ついていけません
責任
拒絶
フライング・ダッチマン
文科系の女子大生にプログラミングを教える
『ルリユール』
五里霧中
嫌われることを怖れるのをやめよう
第八章 新たなる旅立ち
君たちのものだよ
状況を楽しんで欲しい
前線復帰
スカイラブ計画
S-II発表会
つかの間の休息、そして
おわりに