紅白に出て欲しいと願っていたが、ついに達成！このアルバムは、パパシンガー木山裕策の家族愛を背景に、人生の四季を素直に歌っていると思った。家族になる前、なってから、と人生色々な転機を迎えるが、その心情を軽めのタッチで描いている。「桜並木」「永遠」は、木山の苦労し葛藤の時代を歌っているのだろうか？人にはその時々で、それぞれの喜びや悲しみを背負って生きていくものだと思うが、今の私には非常に胸にしみた。
ぜひ、今の時代を辛らつに歌った重たいものも聴きたい。中島みゆきバリの強いやつをお願いします。あなたなら、ガツンと歌ってくれると信じています。このアルバムも楽しめました！

昨年感動のヒット曲“home”で一躍有名になったパパさんsinger木山裕策さん、そして彼をproduceしたavexさんのヒットメーカーの1人多胡邦夫さん、このコンビが送る木山さんの1stアルバムは四季折々の季節を感じさせる曲、アップテンポの曲、しっとりと聞かせる曲などバラエティに富んだ楽曲集です。
全曲多胡邦夫さん作詞・作曲と言うのも嬉しいところです。

中でもお勧めの曲は、７番目に収録されている“horori(with Kumiko Aizawa)”と、９番目に収録されているテレビアニメ“スキップ・ビート！”新エンディング曲“永遠”です。

“horori”は、大空を爽やかに滑空するかのごとく明るく伸びやかに歌う木山さんとKumiko Aizawaさん２人のハーモニーが素晴らしく、本当に温かく心地よい感じに包み込んでくれる楽曲です。
また、“永遠”は、シンプルなバックバンドに映える木山さんの声がしっとりとした良さを感じさせてくれます。

そのほかシングル“home”でもイラストを担当されたリリー・フランキーさんのほのぼのしたイラストが、今回もたいへん良い印象に残りました。

2008年シングルとアルバム両作品は完璧、年末紅白で良い波に乗って2009年も心に染みる曲を期待します。