幸せな出会いでした(出費はともかく)
★★★★★
小春ちゃん! 小春ちゃんが好きっっ!! しかしこのカップルはあれ以上進展するのでしょうか? ロマンチストに過ぎるせいか実はいまだ生娘なんどすえ、とか言う展開が待っていても私は驚きませんよ。それはともかく、good!アフタヌーンの第一号に掲載された第一話を読んで麻生みことを知った私は、即座に旧作を全て揃えて至福の時を過ごし、新作も必ず買うことを全会一致で可決したのでした。
3話を見てほしい・・・・
★★★★★
「天然素材でいこう」から麻生みことさんのファンです。
この本の帯に書いてあったとおり麻生さんは”短編の名手”です。
これは買うしかないと思って買いました。
どのお話も素敵だったんですが、
3話で泣いちゃいました。
私にとって過去の恋や美大のことなど、色々思い出してしまうお話です。
麻生ファンなら是非読んでほしい1冊です。
もしくはこれから麻生みことさんの作品を楽しみたい人に!!
この作者はすごいと思う!!
★★★★★
この漫画に出てくる登場人物とお話は
ちょっと変わった恋愛観と女性の好みを持つ自分の心にも
なにかすごく響いて面白いです(`・ω・')!!
編集部ブログによると発売日に重版が決定したらしい。
この作者の感性が好きすぎて
全く読んだことがない、そこをなんとか1‾3巻も
思い切って買っちゃいました(≧▽≦)!!
読むのが楽しみ!!
たまには恋するのも悪くないと思ってしまう。
★★★★☆
隔月刊goodアフタヌーンに連載中の恋愛物語というか。
古都京都を舞台にした、ややビターな装いがありながら、
大概は幸せな形に収まる(だろう)話です。
レギュラーはいても主人公が決まっていないというか、
話の中心になる人物が変わる事で視点がマンネリ化しない
面白さがあります。
前の話に端役で出てきた人が次の話の主役になってみたりとか。
出てくる職業も余りメジャーどころではない“ものづくり”系の
生業で、結局好きなもんは生活カツカツだろうが好きでやっちまうんだ、
的な印象が好みだったりします。
語られる恋話もハッピーエンドから悲恋ものっぽい話まで、
人それぞれという形が演者を変えて綴られるので違和感無く捉えられるし、
妙に大人びてスレた感じも無く、かといって何も分からぬ盲目的な
子供っぽい感じでも無い、20代30代の一歩間違えば中途半端にもなる
微妙な頃合を上手くツボ付いてくるような感覚が読んでいて心地良いです。
変に重苦しくジメジメしたり、殺伐としたりしない辺りも好みでした。
自分としては少女マンガに多い傾向の、線の細い絵は好みではないのですが、
それでも高評価できてしまうぐらい好きになれたマンガです。
泣かされた・・・。
★★★★★
京都のとある路地に、「ものを作って売る若い人」たちが住む長屋がある。
そこの住人は、さまざまなお客たちに自分の「作品」を売って生計を立てている。
そこには作品ばかりでなく、人との触れ合いや恋愛も織り込まれ、
それぞれのドラマが紡ぎ出されていく・・・。
「芸術家」「職人」をテーマに1話完結の連作もの。
強烈ななキャラクターの続出には「ああ、いそういそう、こんな人」
と思わず唸らずにはいられないし、
京言葉を絡めた作者一流のテンポの良い遣り取りは、
時として重くなる「恋愛もの」を読者の中に自然に入り込ませる助けになって尚余りある。
読後の爽快感は折り紙つきです。
なにより、それぞれの職人さんの仕事の描写は見事。
作者のかなりの取材量が推測できます。
隔月の作品が待ち遠しかったけど、ここまで織り込むなら仕方ないかなと納得しました。
一話ごとに主人公が変わる連作ものですが、作中に次の話の中心になる人物が
軒を並べるご近所さんとして脇役で登場するという作者のサービスぶり。
隔月刊誌に連載という事もあって掲載時には気付き辛かったこういった
小気味のいいテクニックも、一冊にまとめられた単行本ならではの見所です。
各話ごとの「やむおち」(やむなく落としたエピソード)部分も掲載されていて、
これも単行本で持っておきたいおススメのひとつです。
蛇足ですが、私は3話を読んだとき、
過去の失恋がフラッシュバックされ涙が止まりませんでした。