「ボーカロイド音楽」のいま: 2016年のボーカロイド音楽シーンを振り返る (Stripeless)
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2014年と2015年のVOCALOID音楽シーンは、「氷河期」や「焼け野原」と形容されるほど冷ややかだった。そうした前年までの状況を覆すかのように、2016年になってからは再生回数が急激に増え、話題になる作品がいくつも現れた。なぜ2016年のVOCALOID音楽シーンはそうであったのか、また2016年はどのような年であったのか。VOCALOIDのライブラリや曲の制作者、音楽ジャンル、ランキング、クラブイベント、ニュースなど、様々な視点から2016年のVOCALOID音楽シーンの分析を試みました。
▼目次
・しま / 2016年VOCALOID音楽シーンのはじまり
・しま / 結月ゆかりの大躍進
・しま / UTAUの進化と巨大化
・しま / 聴衆を惹きつける自己プロデュース術
・しろばなさん / ピノキオピー:2周目の初音ミクと人間
・かくしか / Orangestarとn-buna
-若手2大ボカロPはなぜ若年層に人気なのか-
・サギシ / 2016年のVOCALOID-HIP HOP
・サギシ / VOCALO-POEMLOIDの表現詩
・しま / VOCAJAZZにみるタグ付けによる市場の変化
・あるか / ぼからんで見る「2016年」という時代
・ヒッキーP / 広告に侵蝕されたVOCALOIDカテゴリランキング
・ヒッキーP / 「素人の曲である」という下駄が無になった世界
・SR-Σ / クラバーから見た2016年のボカクラ
・しま、NAT / ニュースで振り返るVOCALOID関連の新しい動き