つながりっぱなしの日常を生きる:ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの
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ネットなしには生きられない時代の必読書。待望の邦訳!
「デジタルネイティヴなんて、幻想だ」――。
ネットでつながる若者の生活をたどってみると、
ソーシャルメディアに関する俗説は、次々と覆される!
本書は、若者メディア研究の第一人者ダナ・ボイドが、若者、親、教育関係者を含む、
166人のインタビューからソーシャルメディア利用の実態を読み解くもの。
若者たちを観察してみると、
ネットにはまっているわけでも、ヘンなことばかりしてるわけでもなく、
親や教師が顔をしかめる“ネットの問題”は、
大人の窮屈な監視をかわすための処世術だったり、
現実空間で仲間とつるむ場がないからネットに向かっていたり……、
ネットでつながる事情はなかなか複雑です。
そんな、つながりっぱなしの若者たちの実情に深く迫ることで、
じつは、わたしたちのネットとの付き合い方も透けて見えてきます。
[目次より]
1 アイデンティティ/なぜ、若者はネットでよからぬことをしているように見えるのか?
2 プライバシー/なぜ、若者はネットであけっぴろげにしてしまうのか?
3 中毒/何が若者をソーシャルメディアにはまらせてしまうのか?
4 危険/性犯罪者は、そこらじゅうをうろついているのか?
5 いじめ/ソーシャルメディアは、意地悪や残忍な行為を増幅するのか?
6 不平等/ソーシャルメディアは、ますます社会の分断や格差を広げるのか?
7 リテラシー/デジタルネイティヴは、幻想だ。
8 パブリック/若者にとっての公はどこに?