【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:飯田史彦/著 出版社名:PHP研究所 シリーズ名:PHP文庫 発行年月:2000年08月 関連キーワード:イキガイ ノ マネジメント イヤシアイ イカシアウ イキカタ エ ピ-エイチピ- ブンコ いきがい の まねじめんと いやしあい いかしあう いきかた え ぴ-えいちぴ- ぶんこ、 ピ-エイチピ-ケンキユウ 7159 ぴ-えいちぴ-けんきゆう 7159、 ピ-エイチピ-ケンキユウ 7159 ぴ-えいちぴ-けんきゆう 7159 本書の読者であるあなたは、案内役である著者が計画した道のりにしたがって、「本当の自分を探し出す旅」に出ます。著者の案内に、時には共感し、時には疑問を感じ、時には反発しながら、あなたは、どんどん自分自身の本質を発見していくことでしょう。世界の先達による、人生についての深い考察によって生まれた、珠玉の知恵をひもときながら説き明かす、自分本来の価値を発揮するための人生論。 序章 生きがい論の基本原
職場や仕事が持つ貴重な価値、自分の価値を発見するきっかけ本
★★★★★
生き生きしているというのは、活動的な運動に限られた事ではない。むしろ人の心の状態だと考える事が大切。お互いに強い信頼関係で結ばれており、それぞれの人々が、自分の持っている価値を最大限に発揮しようとしているとき、生き生きとしているといえる。
生きがい感は、現在よりも未来の自己実現にウェイトを置くところがある。
経営者は、人間の価値観を良い意味でコントロールすること。
人間としてどのような価値観を持つべきか、自分の価値観を磨き、望ましいものへの高めていく。
人生享受の姿勢・生存意義の探求・個性の発揮
本当の自分、自分をもっと高める考え方を探す精神性を重視した観点・方法
トランスパーソナル
もっとも印象に残ったフレーズ
悲観主義は気分に属し、楽観主義は意思に属する
現状を理解し、過去にとらわれず、未来の不確実性を受け入れる
「私たち」を主語に、共通の利害・共通の目的で一体感をもって進める
人は自分の性にあったこと、自分の生きがいのあることをやっている場合は、水を得た魚なのごとく疲れを知らずに働くものである。
仕事が私生活に従属するものとなってしまって、本当に望ましいか?
アチーブメントゾーン
創造的思考:自分が成功したイメージ
焦点行動:その場その場でなるべきひとつひとつの行動に注意を集める
生産的分析:自信をもちながら万一のミスへの対策を立てる
冷静保持:心にゆとりをもってリラックスする
集中:気の散る事を頭から締め出す
感情力利用:失敗しても、悔しさをバネに次の行動にぶつければよいと覚悟を決める
生きがいとマネジメント
★★★★★
本書は、案内役である著者に従って行う自分探しの旅を行うものです。著者の案内に、時に共感し、時には疑問を感じ、時には反発しながら、読者であるあなたは、どんどん自分自身の本質を発見していくことでしょう。
「マネジメント」とあり、また経営学者である著者に、企業・役所・病院などでの経営のヒントになるようなことを期待される向きもあるでしょう。しかし、それだけでなく、個人の人生を生きるヒントもこの本にはあります。
個人的には、第五章の「人間関係の本質」における愛についての論述が説得的かつ具体的でわかりやすかったです。その他、この本には価値ある人生を生きる、具体的な視点・示唆・方策がたくさん書かれています。人生に行き詰まりを感じておられる方は一読されてみてはいかがでしょうか。
紋きりの人事教育本よりはるかに良い。
★★★★★
1998年に書かれただけあって、今の飯田氏の様にspiritualな面に関してはものすごい押さえてある。
しかし、新入社員教育にも使える本と書いてある通り、人間の本質から人間関係論、働く意義を書いており、つまらない紋きりの社員教育本よりはるかに面白かった。
それぞれのトピックスは面白いが、つながりが難解で理解困難
★★★☆☆
生きがい論と価値観論を手始めに、シャインの5つの基本的仮定にのっとって
博識ぶりを展開する形式です。
著者の著作をそれほど読んだことはないですが、本書が一番
学術的な記述で、かつ、難解ではないでしょうか。
その難解な中でも、一神教を信じる民族と対比させて、神仏偏在を信じる?
日本人の思想枠組みと責任感の考察は興味深く、おもしろかったです。
また、終章に、イギリス人のワークライフ・バランスに対する考え方
(仕事は仕事で金を稼ぐ手段という割り切り)の寂しさと反論は、安易な英国
のスローライフ礼賛に日ごろ違和感を覚えていたので、この辺は納得。
しかし、総じて、各トピックスは、それなりに興味深いのですが、
各章の抽象度やクライテリアがばらばらに見え、全体を通しての論旨、メッセージ
が希薄に思え、理解するには、一回くらいではわかりません。
普段の合理主義的唯物論の生活をしちている脳には、素直には受け入れがたい
のかもしれませんが、しかし、多様な価値観も受け入れたほうが楽しいと
思えば、このシリーズをじっくりと読む値打ちはあるような気がします。
長々と書いてる割に、中味は薄っぺらい
★☆☆☆☆
要点にすれば、
○部下にあなたが必要と思わせることで、賃金などの待遇改善しなくとも自ら進んで働くようになる
○あるがままの自分を受け入れる(「あなたを必要とする人がいる」と存在感を煽る)
○何事があっても楽観的で前向きに捉える
○嫌な相手や嫌な仕事であっても受け入れることで、トレーニングのように受け止められ、自分自身の気持ちが楽になる。
書いてるだけでバカバカしくなってくるのだが、時折便所に飾ってある汚い字の相田光男日めくりカレンダーを思い出した。 人に“我慢”を強いり、仕事をさせるのが好きな経営者が飾っているのだと解釈している次第だが、著者もそろそろ前著『生きがいの創造』とは異なり、少しは御用経済学者らしい姿を現してきたというところか。
イチイチ反論するほどの本ではないと思われるが、箇条書きになっている箇所があり手っ取り早いのでそこを挙げる。
カール=ロジャース氏の未来に向けて増えていくであろう(増えていくべき)人間像「未来人の特性」(P219)である。
読み流すと何と言うことはなさそうであるが、これを現代社会で実践しようとすると大変な苦労が伴う。 「開かれ」「真実」や「全体性」を「求め」「旧式の制度にしばられ」ず「思いやりを持」ち「変化のある行き方を喜んで受け入れ」「自然と融合」し「内なる権威に従」うならば、日本にだけ目を向けても、社会の深い闇の部分には手をつけずに上っ面だけをおためごかしになぞる捜査機関・マスコミ、労働力の安価な供給を促進する立法によるワーキングプア・過労(自)死、自然破壊の公共事業・原発、なんでも民営化や予算きり詰めによる地方・(障がいを持つ人・老人・公教育を受ける子どもたち・在日外国人・在日米軍周辺地域の人々等)社会的弱者の切捨て・・・これらにひと時の休まる瞬間も無いぐらいに怒りる狂わねばならず、見知らぬ他人は全て犯罪者との概念を持たされ、監視カメラにさえ抵抗の声を挙げ辛いにもかかわらず「親密さ」を求めることは不可能で、この格差社会で「物質的基準にこだわらない」生き方をどれだけの人ができるのであろうかと大変疑問である。
欝の人が自分を受け入れる気持ちになるには使えるのかも知れぬが、こう大勢の人を生き辛くさせているのは、著者と仲良し(オカルト友達とでも言えば良いか?)の船井幸雄たちや経団連ではないのか!?
マッチポンプだなと冷笑して読んでいたが、読めば読むほど腹立たしくなってきた。