なぜかミスをしない人の思考法―――「失敗学」の権威が教える (知的生きかた文庫)
価格: ¥0
人間は必ず失敗する。
それも性懲りもなく、同じような失敗を繰り返す。
しかし、自分のミスをきちんと知識化、教訓化することがミスの再発を防ぐだけでなく、
逆にミスしないようなスキルやノウハウを積み上げる。
そして、それが質の高い仕事をするための絶好のチャンスに変わる。すべては、「仕組み」で解決できる!
なぜ、あの人にはミスが少ないのだろう?
その理由を科学的に解き明かす!
◎ミスをしない人の「基本ルール」
――失敗の発生源を知っておく
◎致命的なミスを先回りして防ぐ方法
――この〝サイン〟を見逃すな!
◎ピンチで力を発揮する人の条件
――起きてしまったミスへの最善策
◎ミスを将来の財産にする考え方
――できる人は、転んでもただで起きない
◎ミスの起こらない「仕組み」をつくる
――失敗の芽を元から絶つ!
これが、失敗を予測・回避し、成功をつかむ人の共通法則
■目次
●1章 ミスをしない人の「基本ルール」―失敗の発生源を知っておく
(教訓の法則 人の失敗は「最高の教科書」になる―気乗りしない報告ほど、重要度が高い油断の法則 「大丈夫」と思ったときこそ、丁寧に動く―「失敗の3悪人」をどう追放するか ほか)
●2章 致命的なミスを先回りして防ぐ方法―この“サイン”を見逃すな!
(予兆の法則 「まさか!」を芽のうちに摘み取る―「最初の予兆に気づく」カギ自信過剰の法則 自分勝手な“カイゼン”命取りになる―マニュアルの意味を理解できているか ほか)
●3章 ピンチで力を発揮する人の条件―起きてしまったミスへの最善策
(リーダーの法則 非常時に、「人の上に立つ器」が試される―江戸時代にあった「失敗学」の書誠意の法則 “逃げも隠れも嘘もない”姿勢を示す―いざというとき、喜んで犠牲を払えるか ほか)
●4章 ミスを将来の財産にする考え方―できる人は、転んでもただで起きない
(試行錯誤の法則 常識にしがみつくと、本質を見失う―「現場」×「データ」で分析する一極集中の法則 “イチかバチか”のギャンブルに乗らない―“世界一の営業マン”の思考法 ほか)
●5章 ミスの起こらない「仕組み」をつくる―失敗の芽を元から絶つ!
(構造の法則 “マニュアル”はいつも破られるためにある―「精神論」だけでミスはなくならない過剰適応の法則 成功事例を追いかけると、かえって危険―“天の邪鬼”発想をするメリット ほか)
■著者 中尾 政之