最高でーす。
★★★★★
陽水さんの意味が無いようで意味がありそうで・・・と言った言葉素晴らしいですね!
ありきたりな人生より変わった人生の方が楽しめそうですね!頑張って生きてみようかと思ってます。
風あざみ・夢花火・・・なぜか涼しさや懐かしさを感じさせてくれる陽水さんの発想。もうたまらないですね
音楽界のニーチェ
★★★★★
結論から言おう。
この本に書かれていることこそ、軽くて深い。
いやいや、陽水の音楽・歌詞というよりも、「井上陽水」という
人間性の魅力をもとに、本当の大人とはどういうことなのか、大
人の心得るべき品性・知性について書かれている本。
しかし、哲学書や説教本では決してない。
井上陽水をあまり知らない人や、あの独特の風貌に誤解を持って
いる人は、この本から井上陽水という人物や音楽に興味をもつか
もしれない。
私なりの陽水像が勝手にでき上がっているけども、著者である齋
藤さんの陽水像に大きく頷けるところが多くてビックリです。
やはり、わかっている人はわかっているのだなぁと。
蛇足だが、超訳 ニーチェの言葉も同時に読んでみると面白
いかもしれない。
本でも触れているが、私も陽水は日本音楽界のニーチェと思うから。
読み終えて、陽水はもちろんのこと、著者の齋藤さんにも好感をもてた。
危ういバランスのうえに表現される陽水の歌詞
★★★☆☆
昨年デビュー40周年を迎え、ますます精力的に活動する井上陽水の歌詞に注目して、現代もっとも日本語の諸問題に言及している明治大学の斉藤孝による面白い分析である。とかく特徴的な声とメロデイに耳が傾きがちであるが、陽水の本領は歌詞にあるとする分析はとても新鮮で、この本を読んだ後アルバムを聞き直すと、現代の吟遊詩人たる陽水の歌声が全く新しい歌として心に響いてくる。
陽水ファンなら必読、但し特に目新しいことはない?
★★★★☆
井上陽水の歌、歌詞、発言に対し陽水ファンである斉藤先生の思い入れを入れて書かれたファン本です。陽水に関し書かれた本は古くは哲学者竹田青嗣氏の「陽水の快楽」、海老沢泰久氏「満月空に満月」等の作品があり、陽水本人の発言をまとめたものは、絶版になっているえのきどいちろう氏編「井上陽水全発言」他最近まで多数出版されています。この本は齋藤先生本人の思い入れを中心に書かれており、陽水ファンであれば大体共感できる部分が多いと思います。但し、トピックスは最近の事柄が多く、参考書にえのきど氏の「井上陽水全発言」も含まれておらず、美空ひばりに次ぐ日本人の最高峰に位置する歌手であり、詩と歌とその声の素晴らしさで陽水の歌詞ではないが「ノーベル賞でももら・・」ってもおかしくないと評価する自分としては突込みが浅い感じがしたが、陽水初心者が手に取る本としてはお薦めです。