半分前面展望、半分6300系解説
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…学生時代を関西で過ごしていた小生にとっては、阪急電車というと、セレブな方々の乗り物というイメージが強い。(^_^;)確かに電車の内装は関西私鉄の中で一番豪華だし、スピードも速い。 そんな固定観念を一気にふっとばしたDVD。 6300系の話はもっと詳しい方のレビューに譲るとして、阪急京都線の前面展望はいいですね。画面上のスピードメーターは邪魔ですが…(^O^)見所は冒頭、梅田〜十三間の多重複線区間ですかね。壮観。(^。^;)
まるで電車同士が競争するように走っていきます。山崎あたり大阪・京都府境では時速110キロでふっとばして走ります。 一方嵐山線はのんびりと走りローカル線の趣。これはこれでイイ感じ。(*^o^*)
阪急電車の前面展望は意外と少ないので、そういった点では貴重なDVDです。
阪急の歴史に残る名車
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この京都線の6300系はデビュー当時、今までの阪急カラーを変える斬新な車両として登場しました。当時京阪間は国鉄は153系新快速、京阪は3000系TVカーそして阪急は2800系と三つ巴の様相を呈していましたが。さすがにサービス面では2800系では太刀打ち出来ないと判断し登場したのがこの6300系でした。阪急といえばマルーンカラーが一般でしたが。伝統のマルーンカラーにアイボリーホワイトの2色の車両は小学生だった私に新鮮なイメージを与えてくれました。あれから35年!時代の流れにはさすがに勝てず。後進を9300系に譲り本線からは引退となりましたが。嵐山線で余生を送るのでたまに乗りに行きたいと思っております。ビデオの内容は6300系独特のモーター音を轟かせ梅田から河原町までを走破する物でしたが35年で沿線風景もだいぶ変わったなあという印象でした。すれ違う車両の中には2300系など50年近く現役で頑張っている車両も残っており。京都線の沿線風景やすれ違う車両を観察するには良い車窓ビデオと思います。